霧矢、確信犯 ページ9
それからホテルを出て、倒れている生徒達に栄養剤を飲ませた。
すると、スモッグの言った通りとても元気になった。凄いな、これ
『…零に飲ませたいな……』
渚「霧矢くん？」
スモッグに渡された薬を持ち、しゃがみながら睨みつけていた。
『え？どうしました？』
渚「いや、なにか聞こえたから…」
Aの独り言の内容は聞こえなかったが、なにか違和感を持ったが、それはあまり気にしなかったようだ。
…それよりも、
『潮田くん、怪我が酷いですね』
渚の顔についている打撲痕に目がいく。
青あざになっていたりと、痛々しかった。
渚「え、、あ、えへへ……結構痛いけど、勝った嬉しさであまり気にならないや」
『……少しいいですか』
Aはしゃがんでいた身のまま、渚の手を握った。
渚「…え」
渚は目を見開いた。
渚の視界には、しゃがんだAの真剣な表情と、夕日で紅く染った光。
『じっとしてて』
する、っと握っていた渚の手を滑り、Aの長い指先が手首を伝って上へ上がっていく
渚「……っ、」
その感覚に渚はぴくりと動き目を細めながら、迫るAの手を待つ。
『……』
這い上がっていくるAの手。
そして、幾分か真剣味を帯びたAの顔。
意識しなくとも無意識的に顔に熱が集まってくるのが嫌でもわかった。
渚「っ霧矢、くん」
遂には、Aの手は頬を伝い、Aの顔までもが近づいて来る始末。渚は同性相手にここまで攻められることもなかった為心臓が忙しく動く。
『……潮田くん』
もう寸での所からAの声が聞こえ、反射的に目を瞑った。
『はい、これでいいですね』
渚「……へっ？！」
『怪我があまりにも気になったので、痛みと怪我の具合が早く良くなるようにおまじないかけておきました。
時間を取らせてしまってすみません。もう宜しいですよ？』
スッ、と離れていったAの顔。
渚は虚を射抜かれた様な表情を暫くしていたが、やがて顔を真っ赤にして走りにくい砂浜を駆けていった。
『……これで俺の独り言は忘れただろ』
1人取り残されたAがポツリと言った。
Aは独り言を忘れさせる事が目的だったが、あまりにも顔の怪我が痛々しかったのも事実。
少し治癒魔法をかけておいた。あれくらいなら半日で治る。
つまり、Aは確信は((殴
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歌好き - マジで何回見ても飽きない。天海長かっこ良くてお空にさようならしそう。←昔と比べたらマジで変わったな僕。一人称と名前以外全部変わってるんすけど。草。← (2021年7月20日 18時) (
レス) id: 07ffdb712a (このIDを非表示/違反報告)
歌好き - うんうん今見てもマジで泣ける…！てか昔と今の僕のコメントめっちゃ敬語で良い子…あはは(白目)学校でも友からソシオパスお嬢って言われてるから結構変わったな…天界長が神なのは変わりないけど← (2021年4月22日 23時) (レス) id: 802b30b5d0 (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 威月さん» ありがとうございます(語彙力)！これからも頑張ります！ (2020年12月9日 13時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 洸さん» ここまでの閲覧ありがとうございます！お疲れ様ですw長いですがこれからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いします！ (2020年12月9日 12時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
リートゥ(プロフ) - 歌好きさん» ありがとうございます！歌好きさんもお気を付けて！ (2020年12月9日 12時) (レス) id: edb0872f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リートゥ | 作成日時：2020年10月24日 17時
