天界からの救世主5【文スト】【名探偵コナン】

巻き込みたくない……ッ!!せめて……中也だけは…… ページ35

『よし、中也転送させるぞ』

中「お、おう」

『緊張してるのか？１回……いや、2回してるのに。大丈夫だ。向こうには既にレイジャントが待機してる』

中「おう…」

今回は中也だけを文豪ストレイドッグスの世界に転送させる

『じゃあ、元気でやれよ』

中「ハハ…なんだァそれ。なんだかもう会えないみたいになッてンぞ」

『……そうだな』

中也の言葉でAは曖昧な答えをする
その返しに中也は怪訝な表情を浮かべた

中「……どうした」

どう見てもAがおかしい

『いや、なんでもな((中「なんでも無くはねェだろ」……』

Aの返しにかぶして言葉を発する中也

中「……真逆、俺の言ったことが本当になるとかじゃねェだ((『さあ、飛ばすよ』ッおい！」

『……《転送》』

中「っおい、まちやが＿＿＿＿＿」

シュンッ

中也の話を遮ってAは強制的に転送させた






『……』

((中「真逆、俺の言ったことが本当になるとかじゃねェだろうな!?」))

Aは遮った中也の全部の言葉を察してしまった

『……すまねェ……中也…』


これから繰り広げられる事態はどうなるか分からない

ジーマを捕まえられるのか？

羅衣、零が生きて帰ることができるのか？

文豪ストレイドッグスの世界に影響は出ないのか？

…………

……俺は…生きて帰ることができるのか？


分からない

分からないからこそ他人に、信頼出来る人に相談が、頼ることが、できない

俺がどう行動するかによって被害が大きくなるかもしれないし反対に小さくなるかもしれない



『っ……考えろ……!!!考えろ!!!思い出すんだ。今まで俺が務めてきた天界長の経歴を!!!対策法を!!』

今までで初めて感じる大きさの《恐怖感》と《焦り》の感情

『何を使ってでも犠牲は最小限に……!!!』


顔を上げたAの目は


＿＿＿＿＿＿＿強い覚悟の1色に染まっていた

却説……そろそろかな→←イメ画

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