天界からの救世主24【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

喫茶店、役職 ページ39

パタン、と閉じた扉。

その音を聞きながらコーヒーをもう一啜りするとAは張り付けた空気に終止符を打つようにため息を盛大についた。


『…それで、俺はいつになったら帰られるんだ』


こっちに来たトリガーが分かっていないAは、成すすべなし。
取り敢えずここに来るときにあったことといえば、


『…喫茶店…？？？？？？？？』


そんなことある？？？
だが、思いつくことは片っ端からするべきであろう。


ということで、仕事時間に抜け出してきました。悪い子霧矢です。
気になったあの喫茶店のフレンチトーストを食すべく、足を運んだ。


結果は美味しかったが特に帰ることが出来るような気配はなかった。美味しいといったが、レイジャントがバイトしていたところよりかは劣ると思う(余計なお世話)

大した収穫もなく、Aは警視庁に帰ることになった。



警視庁に帰ってから、Aは12年前にいたメンバー…警視庁の顔見知りの人間を探すことに。部下や上司……ああ、


『高橋さんはどうだろうか』


ここにきて一回も見ていない…と言うが彼も役職だ。12年前に既に役職を与えられていたということは、今、もっと昇進していることだろう。

部署が変わってなければいいのだが…とAは高橋の元居た部署に足を運んだのだった。

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