天界からの救世主24【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

目的、今の僕は ページ38

直「、は？」

『君が警察官としている目的は、姉の為だ。それ以上の何者でもない。…ああ、そういやお姉さんはもう亡くなっていたな？じゃあ、君が警察官でいることに意味はない。でも、それでも君は警察官でいる。
そしてさっき零したタイムリープの話。

お姉さんは生きてるもんな。過去では。そしてその方法をなにかしら知っている。ってことろか』

直「な、なんで、」


動揺パラダイスな直人。いやまあ、風雨ならここまで考察が気持ち悪いくらいに当たる人なんていないから当たり前の反応なんだけど。


『そしてお姉さんがなくなってしまうその元凶を取り除いて、お姉さんが生きる世界になったら、君はどうするんだ？やめる？』


とても意地悪な質問だな。
黙ってしまった直人。それを見て息をつくA。


「お待たせしました。コーヒーです。すみません…給湯室が混んでまして」

『いや、構わん。それは俺が頂こう。君は橘君を出口まで案内してくれ。帰らせる』

「え、あ、は。わかりました」


コーヒーをお盆にのせた受付嬢が遅れて部屋に入ってきたが、Aはお開きだ、とばかり直人を帰らせてしまった。
部屋から出ていく寸前、Aは彼の顔を見ずに『橘君』と呼び止める。







『今の僕は、協力しない。僕だって警察を背負ってやってるんだ。昔以上に、な

昔以上に自由じゃないからこそ、そう簡単には行動できないものだ。役職というものは。








…あと、さっきの質問、答えはいつでもいい。答えが出たら僕に所に来なさい』

直「…！」

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