天界からの救世主35＿＿＿異色な孤独龍の追憶【オリジナル】【過去編】 (ページ31)

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言わずもがな、ピンとページ31

『仲良くやってたか～』

零「言わずもがな」

亜「…」

必要なものを懐に入れ、重要記録書庫に行くと扉の前でお互い扉を背もたれに腕を組んで待っていた。
一切会話のない空間が出来上がっていたがそんなもの知っちゃこっちゃねぇぜ！！Aは重厚な扉を開けると目の前に広がる書庫に目を向けた。

『零、…亜央もだな。気になる書籍はキープしておけ。ほら、これとかどうだ？』

亜「え、うわ、ちょ」

『零はこれだな』

零「重要記録書籍を投げるなｧ！！！！……ポエムじゃねぇか！！！」スパーーンッ!!!

『こら。一応歴史なんだから…ﾌﾞﾌｯ』

零「笑ってんじゃねぇか！！！」

1人キレる零をおいて次々と書籍を懐に仕舞っていくA。その懐どんだけ容量があるんんだ？？？？
亜央もそろそろと歩いて行っては好きなものを物色し始める始末。零は諦めた。

『…よし、これくらいか。お前らもう大丈夫か？』

零「まあ…気になるものはありましたのでいくつか…」

亜「俺居るか？これ」

亜央はかなりの数の書籍を腕に抱えていた。その様子に少し笑いながらも、Aは当たり前だという。

『お前には来て欲しいところがあるんだ。今回そこが目的の場所だからな』

少し怪しく笑ったAに亜央だけでなく零までもが警戒した。
そんなAは付いてくるように言って重要記録書庫を出て歩いてゆく。

亜「…ここになにがあるっていうんだ」

零「……」

零もあまりピンと来ていなさそう。
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