天界からの救世主29【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

多数、ドウニカ ページ48

勿論その当時反対意見が多数だった。
「相手は心のない奴だ」やら「裏切るに決まっている」やらとくと正論を浴びさせられたA。
だがそれを振り切って迄独断でうちに引き込むと決めたのはAだったという。「やれやれ、全く頭御固い連中には困ったさんだぜ」というノリで考えていたらしい。


『あいつを初めて見てビビッと来たんだ

"こいつは化ける"ってよ。…まあ他の理由もあるけど、あのままアイツがあそこにいたんじゃ伸びる芽も伸びねぇし、枯れちまうだろうから』


まだ天界本部最高峰管理長に就任してからいままでの生きた年月に比べればまだまだ短い歴史を作っていたその時代。
それでも見る目は一流だったAは自分の考えを否定することは無かった。


零「それが結果こんな化けて…ってことでしょ」

『やっぱり俺の見る目は間違っていなかった！あの時否定した奴らの顔を見てみたいな！』

零「そいつらはあんたがドウニカしたんでしょうに…」


…。なにか零から恐ろしい言葉が出てきた気がしたが、気のせいだろう。
否定してきたやつらよりももっと古くからAの傍で仕事をしてきていた零は行っても聞かない事だってわかって敢えて何も口を突っ込まなかったらしい。

言って聞くなら突っ込んでいた。


『…アイツが居た組織を潰せなかったのは痛い』

零「…ああ・・」


そう、Aはもともと羅衣がいる組織をぶっ潰して彼を引き抜こうと考えていた。


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明日重大報告があるので絶対目を通してください。

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