着信、分 ページ24
重苦しい空気の中、霧矢のスーツのポケットに入っていた携帯が着信を鳴らした。
いきなりの機械的な音に霧矢も高橋も肩を揺らす。
『……はい』
≪零「…俺です」≫
『…これレイジャントの端末だろ。なんでおまえが』
高橋に視線を刺したまま、端末を手に取り応答すると、聞こえて来たのは着信元のレイジャントではなく、天界に居るはずの零の声。
≪零「下界にいるはずだったレイジャントは意識を落とされて天界のなにもない只の空間に箱に詰められて漂ってました。
貴方の耳に入れたい情報があったので、彼の端末を探していたんです」≫
『…大天界派生激闘戦の生き残りってやつだろ、それ』
≪零「知ってたのかよ・・・」≫
零が彼に伝えたかった情報は既に認知していたことに力が抜けたような声をだした。
だが、零が伝えたかったのはそれだけではないようで、
≪零「…だとしても天界長、貴方今の「霧矢漸」の姿では絶対にかないませんよ。
今こちらから天下一の力の制御を徐々に外している状態なのですが、如何せん身体が「霧矢漸」なために少量ずつでしか供給できません。
いっきにすると身体を壊す可能性が高く、、≫
『…』
Aは彼が天界でしていたことに思わず自分の掌を見つめた。
さっきからじわじわと少ないながらも力が湧いてきているのは感じていたが、そういうとこだったのか、と。
しかし、ここで天界の力が全部戻るまで持久戦をこいつとやると、分が悪すぎる。
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ちるちる(プロフ) - お疲れ様です！めっちゃ面白くて、一気読みしちゃいました(´>∀<｀)ゝついに過去編…！！楽しみです！！ (2022年12月5日 2時) (
レス) @page50 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
極楽蝶＊(プロフ) - お疲れさまです！過去編…まさか最新話の話が…楽しみにしてるので遠慮なく長期間更新停止しちゃってください！！ (2022年11月25日 21時) (レス) @page50 id: 6f7ecd9a26 (このIDを非表示/違反報告)
黒月(プロフ) - ついに過去編…しかも完全オリジナル…!!純粋に楽しみすぎるので待ってます!この作品がきっかけでネッ友が出来ましたので忘れることは無いのですし、更新情報が来たら多分飛んできます()いつも通りですが無理はなさらず、またお帰りになる日を楽しみにしています!!! (2022年11月25日 20時) (レス) @page50 id: e117f8682f (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - お疲れ様です！更新のお話わかりました！いつか帰ってくるまで待っていますね！また楽しいお話を見るのを心待ちにしています！ (2022年11月25日 20時) (レス) @page50 id: feaa8e4abb (このIDを非表示/違反報告)
推し事中 - 久しぶりーふ。寒いですねはい、ちょっと一周してきます。（久々でお話のあらすじ忘れてしまった、不甲斐ない） (2022年11月21日 20時) (レス) id: e9819a7dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リートゥ | 作成日時：2022年10月5日 18時
