独り身女子はペットを飼う ―ユンギ― 4

おまけ2 ページ31

目の前で、気まずそうに
照れながら話すお隣さんと








夜、壁が薄い、昨日の夜
このフレーズで、何となく話の流れが分かった









「も、もしかして// き、聞こえてました///！？汗」






JM「............はぃ///汗」









きっと、私も顔が真っ赤だと思う。









だって、こんなの
恥ずかしいに決まってる。









私って、そんな声大きいの！？




ここの壁って、そんな薄いの！？




てか、お隣さんに初日から聞かれるなんてっ///









JM「あ、あの、別に人間として当たり前の事ですし/// そんな、気にせずっ！！ .....いや、俺も男なんで、ちょっとは気にして欲しいんですがっ///」







「は、はいっ// 気を付けます！！汗」






JM「けど、なんか彼氏さん....すごい体力あるなーって、尊敬してしまって！ って、すいません// 別に、聞こうと思ってたわけじゃないんですけどっ！！汗」






「いえいえ、全部 こっちが悪いので//汗」






『おーい、Aー。』









中から、無気力な声で私を呼びながら
ユンギがやって来た







なぜ、玄関に来る！？汗









JM「あっ、こちらが例の彼氏さんですか//？」





「えっ、あ、はい// 例の彼氏です//汗」





『......例の彼氏って、なんの事だ？』




「べ、別にー！！汗」





JM「じゃあ、俺はそろそろ...」









ぺこりと頭を下げて
隣の部屋に戻っていったお隣さん








はぁ.....恥ずかしかったぁ....









「ね、ユンギ...」





『んー？』





「今日から子作りは、少しお休みね。」





『は？ムリ、却下。』





「その、あんたの意見を却下するわっ！！ あんたのせいで、恥かいたんだからっ//」





『は？ 意味わかんねーよー。 子作り！！』





「やだっ！！」





『子作り！！』





「やだっ！！」








.


.


.








JM「うわっ、隣 ケンカになっちゃった！？

やっぱり、言わない方がよかったかな！？

......てか、隣のカップル、子作りって言ってる///！？汗」












結局、全部
お隣さんに丸聞こえ....






─完─

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