独り身女子はペットを飼う ―ユンギ― 4

散歩の途中 ページ26

「じゃ、散歩に行ってくるね〜」









最近は、外も暖かくなってきて
マフラーを巻かなくても歩ける季節









テテは、いつでも元気で
私が引っ張られてばかり....









テテと約束した通り
毎日、私はテテと散歩している









JH「あれっ？ A〜！」





「あ、ホソク...」





JH「わあ、犬の散歩？ はじめまして、ワンちゃん！！」









ホソクとばったり会って
犬のテテを見て、興味津々に近付いてくる








テテを撫でて、笑ってるホソク









JH「なんか、このワンちゃん、テテに似てるねっ！笑」





「え、あー....うんっ、似てるでしょ？ 名前も、テテって言うの。笑」





JH「そーなの？ テテって名前なんだぁ〜！ よろしくな、テテ！ 俺、ホソクだよ〜！」





ﾜﾝﾜﾝｯ！！





JH「わあっ、返事してくれたぁ！ すごーい！」





「あはは〜、テテはちゃんと私たちの言葉分かるもんね。笑」









私も、テテを撫でると
ちゃんと返事をしてくれて







言葉を交わすことはないけど
私たち、ちゃんと会話出来てるよね。笑









「そろそろ行かなきゃ、ユンギが また遅いって怒っちゃう！」





JH「ユンギ君にも、会いたいなぁ〜！ 今度、また遊びに行くね！！」





「.....ま、来てもいいけど、変な事をユンギに教え込まないでよね。」





JH「えー、変な事って？？」





「.....この変態野郎がっ、しらばっくれてんじゃないわっ！！」





JH「えー、なんの事ー？？」









何も知らないふりするホソクを
殴ってやろうかと思ったけど








ぐっと我慢して









「さっ、テテ行くよー。」





ﾜﾝﾜﾝｯﾜﾝﾜﾝｯ！！





JH「ちょ、無視しないでよー！！ 絶対、遊びにいくから！」





「はいはい。笑」

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