独り身女子はペットを飼う ―ユンギ― 4

グクの視線 ページ3

嬉しそうに、クスクス笑ってるグク





笑ってる顔、すごく可愛くて癒されるなぁ...









ユンギには、この可愛さがないんだよ。




奴ももっと、癒し系になんないかな〜....。無理だな。









JG「Aさん、隠れないで？ ちゃんと、顔見せて？」





「う、うん....」





JG「ふふっ、Aさんの顔赤い ^^」





「そ、そんな事ないって//汗」









布団から顔を出すけど、やっぱり恥ずかしくて
手で顔を隠す









だけど、すぐに
グクが私の腕を掴んで、私の動きを止める









「........グク？」





JG「.....これ、なに？」









さっきまでの笑顔は消えて
眉間にシワを寄せて、私の首を指でなぞる









あ、すっかり忘れてた。汗




首、丸見えじゃんっ。汗









「これは、その〜...」






JG「.......ユンギさん？」





「う、うん。」





JG「......そっかぁ。」









何度か、私の首を指でなぞりながら
どこか遠くを見つめるような グクの瞳









その視線が、段々と
悲しみに変わっていき







切なそうに、私を見つめるから









なんだか、ぎゅっと胸が痛くなる...

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