独り身女子はペットを飼う ―ユンギ― 4

マーク ページ1

息を整えてると
私の髪を、そっと撫でてくる








耳に髪をかけてくれて
そんなユンギを、ボーッと見てると





私の首に顔を埋めて
首にキスをする












何度目かで、ちくっと痛みを感じて
それが何の痛みなのか、理解するのに時間はかからなかった










1回だけじゃなくて
何度も、首に痛みを感じる









「んっ....ユンギっ...」





『......なに』





「あんまり、付けないで....他の人に 見られちゃうじゃんっ...//汗」





『見えるように、わざと付けてんじゃん。』





「え、ちょっと....やっ//」









私が抵抗しても、全部無視して
お構いなしに 何度も キスマークを付けてく









ユンギが、ここまで
独占欲が強いとか知らなかったし。汗









『....よし。 これでいいだろ。』










満足そうに微笑んで
私の髪や服を整える









「はぁ、やっと終わった。汗」





『これで、あのウサギも、Aに手は出せない。ﾆﾔﾆﾔ』





「.....なに、そんなにニヤニヤしてんの .........って、な、な、なっ！？汗」









近くの鏡にうつる自分を見て
唖然とした








だって、予想以上に
首に付けられた痕が目立つ








丸分かりじゃん。 てか、隠しようがない。





え、なんか.....やだっ...！！汗









「なんで、こんなに付けんの！？ ありえないっ！！汗」





『あ？ こんくらい、いいだろ。』





「何がこれくらいだよ！汗」





『だって、Aは、俺のAだろ？ 俺のって、印付けて何が悪いわけ？』






「...........。ｺﾞｸﾘ」









嬉しいような、嬉しくないような....







まぁ、それくらい
ユンギに想われてるって事か。うん。









てか、こんな状態で
グクと寝るとか.....私はなんて女なんだっ...( ￣▽￣)

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