第002話 色々あってさ ページ3
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「なあ、他の部の助っ人には選手として入るのに、なんでサッカー部はだめなんだ？」
「あー……」
女生徒が去ったあと、風丸が投げかけた質問にAは頭を掻いた。
「ちょっと昔色々あってさ」
Aは曖昧に笑ってそう言うと、じゃ！と愛想よく風丸に手を振って去っていった。
─────
「──それで、また助っ人に頼まれたんだけど、その日はサッカー部の試合があるからだめだったんだ」
その日の夜、夕食のおかずを箸でつまみながら、Aは目の前の人物に話しかけた。
「試合？」
「うん。……言ってなかったっけ？」
鬼瓦源五郎は、Aの親戚のおじさんで、今は保護者でもある。
幼い頃両親が他界してから、鬼瓦がAを育てていた。
「相手はどこなんだ？」
「帝国学園だよ」
「………何？」
「帝国学園！おじさん、知らないのか？」
きょとんとするAに、鬼瓦はため息を吐いた。
「知っとるさ！俺はそこの総帥の悪事を暴こうと、もう何年も──」
「影山零治。だろ？」
Aはにっこりした。
「……お前さんもサッカー部に入ったからには気をつけろ」
「私は大丈夫だよ。ただのマネージャーだし」
「もうサッカーはやらないのか」
Aはがたんと立ち上がった。
「ごちそうさま」
にっこり笑って鬼瓦にそう言うと、Aは食器を洗い場に持っていって、さっさと自分の部屋へ行ってしまった。
鬼瓦はA後ろ姿を見つめたあと、椅子の背もたれに寄りかかり、ふーとため息を吐いた。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
