第011話 遅すぎるぜ ページ12
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ついにまたゴールが決まり、帝国の得点が20点になった。
「こんなの、サッカーじゃない……」
Aがちょうど俯いて、グラウンドから目を背けたときだった。
「誰だあいつ！？」
「あんな奴、うちのチームにいたか──！？」
Aは顔を上げた。グラウンドに誰か入ってくる──
「おや──？彼はもしや、昨年のフットボールフロンティアで、一年生ながらその強烈なシュートで一躍ヒーローとなった──豪炎寺修也！？ その豪炎寺くんが、なんと雷門のユニフォームを着て、我々の前に登場──！！」
彼が現れた瞬間、鬼道の表情が変わった。
「もしかして……帝国の狙いって、あいつなのか？」
Aが目をぱちくりさせた。
「待ちなさい！！君はうちのサッカー部では……」
止めようとする冬海を、鬼道が止めた。
「いいですよ、俺達は」
「そ、それでは、帝国学園が承認したため、選手交代を認める！」
「豪炎寺！！」
円堂はふらふらしながら立ち上がり、豪炎寺を見た。
「やっぱり来てくれたか──！」
「大丈夫か？」
倒れそうになった円堂を支えながら豪炎寺が言うと、円堂は、ああ！と頷いた。
「遅すぎるぜ、お前！」
目金に代わって新たに豪炎寺が入り、倒れた雷門メンバーたちも立ち上がりはじめた。
雷門のキックオフから試合が再開され、帝国はすぐにボールを奪った。
「いけ──“デスゾーン”！」
先程やったあの必殺技だ──
その時、豪炎寺が走り出した。円堂のいるゴール側ではなく、敵のゴールに向かって。
「あいつ……俺を信じて走ってるんだ。俺が止めるって──！これを止めた俺から、必ずパスが来ると信じて！」
円堂がついに技を成功させた──デスゾーンが止められた。
「止めた───！ついに帝国のシュートを止めた！！」
「いけ！！豪炎寺──！！」
円堂がボールを投げ、豪炎寺に届いた。豪炎寺が高く飛び、灼熱の炎に包まれた必殺技を繰り出した。
「“ファイア トルネード”！！」
ピーーっとホイッスルが鳴り響き、雷門がついに帝国から一点をもぎ取った。
「たった今、帝国学園から試合放棄の申し出があり、ゲームはここで終了！！」
審判が叫んだ。帝国学園の選手たちが皆、装甲バスに向かって去っていった。
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無名(プロフ) - マナさん» 大丈夫ですよ！頑張ってください〜！ (2022年3月5日 22時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 無名さん» 迷惑かけてすみません…… (2022年3月5日 18時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - まるまるんさん» そうだったんですね笑 わざわざありがとうございます😭🙏💗 (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
無名(プロフ) - マナさん» 私の名前と作品名を表記して下さればそれで大丈夫です🙇♀ (2022年3月5日 18時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
マナ - まるまるんさん» まだ書いてはいませんが…イナズマイレブンの話なんですけど… (2022年3月5日 17時) (レス) id: e4cf19c355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無名 | 作成日時：2022年3月2日 8時
