DESPAIR GAME 37 『小さな2人はハートを射抜かれる(日常)』 ページ38
『コンコン』
はい。と言うとドアが開いた
そこにいたのは天童さん
今平気？と言うので大丈夫ですよ。と言うと
じゃあ大浴場に来て。と言って部屋を出るので私も後を追っていく
天「ねぇ、今日影山に何か言われてたでしょ？」
私「……はい。」
そう、影山は処刑前に私に言った
天「もしかしてさ、こう言った？
みんなを絶望させるのは神崎A、お前だよ。」
私は驚いた
何で知ってるの？と思って聞いてみた
天「俺の超高校級の才能、予言者。俺実は影山がそう言うの知ってたんだよね。」
こういう時便利なんだよ俺の才能。と言ってピースをする天童さん
私「てことは、天童さん貴方は予言がわかるって事はいつ殺し合いがわかっていたのか知ってたってことですか！？」
天童さんは首を横に振って
天「んーっとね、予言と言ってもその通りになるとは限らないの。だって、今日殺される人、殺す人は予言で出ていたの衛輔君と夕、そして飛雄じゃなくてね、俺が殺されていて犯人は黒尾だったの」
私「100％当たる訳では無いんですね。天童さんの予言」
天「うん。そうだよ。割合で言うと6割かな？当たるとしたら」
そうなんですか。と言うと
あとさ。と声をかけられた
天「Aちゃんってさ、今記憶がないんだよね？」
私「はい、そうです」
天「その記憶って段々思い出してきてる？」
私「思い出すっていうんでしょうか私？毎晩毎晩夢を見てその夢は私の過去みたいなんですけどイマイチ私がなんなのかわからないんです」
早く自分が何なのか知りたいです。と言うと
天「Aちゃん、はっきり言うね
Aちゃんは記憶を思い出しちゃダメだと思うよ」と言われる
私「どうしてですか？」
天「それは言えない。言うとAちゃんが思い出すから。二つだけ言っとくね」
俺は一回しか言わないからよく聞くんだよ。と真剣な目つきで言うので私は黙って聞く
天「Aちゃんはこの学園の中で最も厄介な人だから記憶を消された。もう一つは、もし記憶を思い出したくなければ秋紀君の所に行きなよ。彼なら呪符の力でAちゃんの記憶を消すからさ。」
天童さんは出ようとし、ふと私の方に振り返り
でも、決めるのは自分。自分が何なのか思い出すのか自分が何者かを知りたくなく、記憶を消すかそれを決めるのは全てAちゃんの権利だからね。
と言って大浴場を出た天童さんだった
『小さな2人はハートを射抜かれる(日常)』END
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P.P - うぉぉぉ。。。リエーフゥ…ﾋﾟｴﾝ (2021年2月20日 19時) (
レス) id: e576288b4c (このIDを非表示/違反報告)
しゅり(プロフ) - 主さんの創造力に感動しました...泣 (2020年4月22日 21時) (レス) id: 5a834ff4aa (このIDを非表示/違反報告)
みぃむぅ(プロフ) - ダメだ…好きな者同士が一緒で沼から抜けれない…これ何周目だよ… (2019年6月29日 23時) (レス) id: 292ec018f1 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 及川さん......やっくん......推しだったのにぃぃぃぃぃ！！！でも...推理できるのはすごい！！グロイけどすごい！！ (2018年7月14日 0時) (レス) id: 7ddc2ddd77 (このIDを非表示/違反報告)
茉佑(プロフ) - リエーフいっっち番好きなのに死に方が酷い...(･ω･｀*) (2017年1月1日 0時) (レス) id: d8b92957c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フェロカ
| 作成日時：2016年3月22日 6時
