マツバ ページ3
ハロウィンマツバさんと過ごすハロウィンの夜
＊ポケマスネタ注意
広場に近づくにつれ響いてくる人々の楽しげな笑い声とあちこちから漂ってくるお菓子の甘い匂い。
今日は年に一度のハロウィンパーティー。毎年10月31日に開催されるこの催しは今年も大きな盛り上がりを見せている。
「トリック・オア・トリート！」
「きゃあっ！ふふ、はい。お菓子をどうぞ」
待ち合わせをしている広場に向かう道中仮装をした子供たちにハロウィンのお決まりを何度も尋ねられた。その度可愛らしい仮装に驚くフリをして手に持ったバスケットの中身であるロリポップを手渡していく。お菓子に目を輝かせもっと集めようと他の人の所へ駆けていく子供たちの背中を見送って目的の人物が待つ方へ足を進めた。
「ふう…やっと着いた…」
ここに来る道中で沢山の子達に声をかけられたから予定していた待ち合わせの時間を少し過ぎてしまっていた。早く彼を探さなければ。そう思い辺りをキョロキョロと見回し歩き回るが人の多さ故か中々彼を見つける事ができない。それにしてもやっぱり仮装をした人が多いなあ。着ぐるみを着た女の子、包帯を全身に巻いたマミーの格好をした男性。特殊メイクでリアルなゾンビのコスプレをした人と目が合った時は余りの完成度に思わず叫んでしまいそうになった。
なんて、かく言う私もせっかくのハロウィンだからと仮装をしている。ブラックのオフショルダーワンピースに同じ色をしたレースの手袋。つばの広いとんがり帽子を頭に被れば気分は魔法使いだ。
いつもならオフショルダーのお洋服なんて恥ずかしくて選ばないが今日という非日常を精一杯楽しもうとこのワンピースに手を伸ばしてみた。
そう、今日は待ち合わせしている恋人とお互い仮装しハロウィンデートを楽しむ予定なのだ。早く彼に会いたいという一心で待ち合わせの場に急ごうと広場を半周仕掛けた頃ようやく目的の彼を見つける事ができた。
「マツバさん！」
「Aちゃん。良かった、ここにいたんだね」
端正な顔立ちにスラリとした体を綺麗な衣装に包んだマツバさんはこの群衆の中でも否応なしに人目を引いていた。予定の時刻を過ぎても待ち合わせの場所に現れない私を心配し彼も探していたのだと言う。
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なつ(プロフ) - 初コメ失礼致します！更新ありがとうございます！！！ (12月22日 13時) (
レス) @page9 id: 7eb07677bb (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - うぇ！更新ありがとうございます！！！！ (12月6日 23時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
黒川かぐや(プロフ) - まじあいしてます( Ꙭ) 全部好きです (7月12日 19時) (レス) @page8 id: 5ae6456499 (このIDを非表示/違反報告)
白湯 - リクエストです。ダイゴさんとレッドのヤンデレお願いします！嫌なら全然大丈夫です！ (2023年2月11日 20時) (レス) id: b6c45725dc (このIDを非表示/違反報告)
くぁwせdrftgyふじこlp - 出来たらのリクエストです チリちゃんで、ヤンデレ（孤立誘導型）、ノーマルでただの溺愛 お願いします！あ、二つに分けてください！ (2023年2月2日 16時) (レス) id: a8aec67c95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞれ飴 | 作成日時：2022年10月26日 23時
