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松×47 ページ4

またまた変わって弟組+A

No sude

「おやおや、こんな昼間からかわいいお客さんだね...そちらはお兄さんかい?」

お店の奥から出てきたのは、いかにも女将さんらしい白髪の綺麗なお婆さんだった。

「あ...どうも...」

一松が軽く頭を下げる。他の3人もそれにつられて頭を下げた。

「おやおや...海しかないようなとこだけど良いとこだからゆっくりしていきなね。お嬢ちゃんは何か気に入るものあったかい?」

Aは顎に手を当てて少し考える素振りを見せてから、棚の端に置いてあったガラス製のうさぎのの置物を手に取った

「このうさぎの置物は可愛いなと思いました。不思議な色をしていますね。」

両手で包み込めるくらいのころんとしたうさぎは、太陽に照らすと、まるで夕焼けのような綺麗な橙色になった

「あら、お嬢ちゃんセンスが良いね...この子はかなり前からうちにあるんだけど、なぜか見る度に色が違うのよ。昨日見た時は海のような綺麗な藍色だったのよ。」

「色が変わる?」

Aは恐る恐るうさぎをひっくり返し、底に貼ってある値札シールを覗いた

「5000円!?...私の今のお小遣いじゃ足りませんね...」

「あら、お嬢ちゃんその子が欲しいのかい?じゃあしょうがない。今回は500円にまけておいてあげようじゃないか」

「500円!?良いんですか!?」

「可愛いお客さんのためだもの。いいわよ。」

「一松兄さん!いいでしょうか!」

「Aの好きにしていいよ...。女房さんもそう言ってくれてるし」

「やったー!!私、大切にします!」

「ありがとねー。またおいで」

「ありがとうございました!」

女将さんに五百円玉を渡し、発泡材で包んでもらってから4人はお店をでた。いつの間にか太陽が頭上まで登っていた。

「良かったね。Aちゃん。色が変わるガラスの置物なんて素敵じゃん!」

「はい!嬉しいです!」

「ボクにも見せてー!!」

「気をつけてくださいね。」

「一松兄さんこの後どうするの?ホテル行く?」

「そうだね...とりあえずホテル行こ」

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設定タグ:おそ松さん , , 自・己・満!!   
作品ジャンル:アニメ
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ふゆっこ(プロフ) - fri音さん» ありがとうございます!そういっていただけるととても嬉しいです(*>∀<*) 投稿頻度は亀より遅いですが、気長に見ていただけると嬉しいです! (2020年6月12日 16時) (レス) id: a44c00c176 (このIDを非表示/違反報告)
fri音(プロフ) - めっちゃ気になるぅ!ふわぁ、可愛い… (2020年6月11日 0時) (レス) id: e4e3929179 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふゆっこ | 作者ホームページ:ふゆっこ  
作成日時:2020年1月13日 7時

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