松×46 ページ3
そのころ兄松
「なぁ。どこまでいく気なんだ?」
バスにピンクのパーカーを着た男と中学生位のこ女の子が乗ったと言う目撃情報を元に、とりあえずバスに乗った兄松組だったが、まずどこで降りたのかすらわからず、もう2時間は車窓の外を眺めていた
「はぁ...やっぱりおそ松兄さんを信じた僕がバカだったよ...」
「...」
「ここまで来るとバス代も洒落にならんぞ」
「....」
「しかもこのバス、隣の県まで行くし」
「お金足りなかったらどうするんだ?」
「...」
「あぁ!もう!そうだよ!お兄ちゃんが悪いよ!とりあえずバスのっときゃいいでしょとか思った俺が悪いですぅ!」
「わかったから落ち着け!とりあえず次で降りよう。チョロ松ボタン押してくれ」
「わかった」
子供のようになったおそ松。頼りない長男を宥めながらキラキラのスパンコールがついた財布をあけるカラ松。横のボタンを押し、スマホで現在位置を調べるチョロ松。
他から見れば長男、次男、三男が真逆に見えるだろう
その時バスは緩やかな坂の途中のバス停に止まり、ゆっくりと扉を開けた
「「ありがとうございましたー」」
カラ松とチョロ松が軽く挨拶をしてお金を払い、長男を外に引きずり出したと同時にバスの扉が閉まる。
「...ここはどこなんだ?」
「えーっとね...赤塚町の隣町かな。ちょうどAちゃんのいた施設が近くにあるみたい」
「隣町か...とはいえ歩いて帰るには流石に遠いな。.......おいおそ松、いい加減にしてくれないか」
「どーせお兄ちゃんが悪いんですよー。隣町まできちゃったのもお兄ちゃんのせいですよー」
「...めんどくさ」
「とりあえず、この辺りを歩いてみよう。ここはあまり車も通らないしな」
「はぁ...もとはといえばトド松のせいで...」
「ここまで来たのも俺のせい。トド松がAちゃんとどっかいったのも俺のせい...」
「なんか変なスイッチ入ってるぞ...」
「...めんどくさ」
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ラッキー松&コンビ(ベタ)
色松(もう腐女子がキャーキャー言うやつだね)
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ふゆっこ(プロフ) - fri音さん» ありがとうございます!そういっていただけるととても嬉しいです(*>∀<*) 投稿頻度は亀より遅いですが、気長に見ていただけると嬉しいです! (2020年6月12日 16時) (レス) id: a44c00c176 (このIDを非表示/違反報告)
fri音(プロフ) - めっちゃ気になるぅ!ふわぁ、可愛い… (2020年6月11日 0時) (レス) id: e4e3929179 (このIDを非表示/違反報告)
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