【お前なんか信用するか！】 (ページ4)

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3話ページ4

「いやいやなんのご冗談ですか？」
俺は焦りながら質問した

「……君は、実力で言えばA級隊員にいてもおかしくない……だが、A級はチームを組まないとなれない、だからチームを組んでA級隊員になって前線で思う存分力を奮って欲しいというのがこちらの願いだ」
城戸司令はそう言いながら俺を見た

「……城戸司令達が何を企んでいるのかは知りませんが、ここに入る時に言ったはずです。俺は、チームなんてもんは作る気はねぇと」
俺は睨みながら、そう言った

「君が誰も信じないのは知っている。だが、チームを組めばA級にあがると同時に遠征部隊にもなれる確率は上がるんだぞ？」
林藤さんはそう言ってくるが俺は頑として縦に首を降らない

「……そうか、話はそれだけだ
もう下がっていい、だが気が変わった時はいつでも来なさい」
そう言って、城戸司令は俺に背を向けた

「……失礼しました」
俺はそう言って、会議室から立ち去った

＿＿人2が立ち去った後＿＿
「やはり、断られましたね……」
忍田さんは苦笑いをしながら言った

「まぁ、初めからこうなることは分かってましたからねー」
林藤さんはそう言いながら煙草を吸っている

「しかし、何故アイツはそこまでしてチームを組むのに抵抗するのか……」
鬼怒田さんはそう言いながらため息をついた
すると、会議室の扉が開いて1人の男性が入ってきた

「実力派エリート迅、林道支部長の命により参上しました！」
そう言って、蒼色の瞳をもつ男＿＿基、迅悠一は会議室に入った

「おおー迅、早速で悪いがお前に1つ頼みがある＿＿」
林道支部長は迅に、指示を出す

「＿＿了解です、実力派エリート迅悠一支部長の命により任務を遂行します！」
そう言って、迅は笑った＿＿