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「ヨルテット卿だと！」
「ああそう、そう呼ばれてるらしいね。」
「お前、ヨルテット卿となんの関係があるんだ？！」
肩をがっしり掴まれて前後に揺さぶられる事に苛立ちと殺意を覚えるが、ぐっと堪えいつもの笑みを浮かべてレノルは口を開いた。
「養父。」
びたりと揺れが収まる。リッポーは『嘘だろコイツ』とでも言いたげだ。
「俺は認めたくないけどね、あんなクソジジイが父親なんて嫌だし。
お手上げだとでも言うようにジェスチャーしてみせても、リッポーのあんぐり開いた口は閉じなかった。
そのままでもかなり面白かったのでレノルは放置を決めて、ノアと共に船内へ姿を消した。
＿＿＿＿＿＿＿＿
ところ変わって飛行船。
客間にはシルクハットを被った男が我が物顔で堂々と座り、ハンター協会会長であるネテロと話していた。
「君に会うのはいつ振りだったかな？老けたねえ、ネテロ。」
「軽く20年は会ってないぞい。お前は若作りなんぞしよって、ヨルテット。」
互いにはっはっは！と笑い合いながらも、秘書であるビーンズは頭を抱えた。
＿＿＿＿なんで今、この超自由人二人が揃ったんだ！
……と。
「
「うむ、構わんよ。お前さんが邪魔をしなければな。」
「紳士として邪魔はしないさ、約束しよう。」
薄く微笑んだヨルテットは優雅に紅茶を飲み干した。そして思い出したようにあ、と声を上げティーカップをソーサラーに戻した。
「そういえば、パリストン君は元気かな？」
「あやつならピンピンしておるわい。」
「それなら良かったよ。お前はああいう面白い奴が好きだろう？」
「そうじゃな、おかげで毎日飽きんわい。」
……ダリ・ヨルテット。
彼の肩書きは三つある。
一つ、パドキア共和国侯爵、ヨルテット卿。
二つ、トリプルハンター、ダリ・ヨルテット。
そして三つ目は＿＿＿＿
「おお、それは代わった甲斐があったな。」
元ハンター協会副会長、パッツァ・ダリ・ヨルテット。
言わずもがな、現副会長パリストンの前任である。
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如月 昴(プロフ) - 待ってます (2020年12月24日 0時) (
レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - 如月 昴さん» コメントありがとうございます〜！いずれ本人も戦う(予定)ので気長に見守ってやってください……() (2020年12月24日 0時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)
如月 昴(プロフ) - 夢主の性格は好きだけど妹にやらせてるのはちょっと、本人にやってほしいな (2020年12月23日 17時) (レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
雪寝子(プロフ) - レイカさん» ありがとうございます(五体投地)頑張ります……！ (2020年5月4日 19時) (レス) id: 6c23cea859 (このIDを非表示/違反報告)
レイカ(プロフ) - え、好きです（唐突）更新頑張って下さい！ (2020年5月4日 15時) (レス) id: 2f295bf970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪寝子 | 作成日時：2019年11月24日 22時
