*デートをせよ ページ4
A「 サム 〜 ! 」
仕事終わりに声をかけると変わらない笑顔で迎えてくれる 。
そんな笑顔に、 ああ好きだなあ なんて浸りながら近付いた 。
サム「 どうした ? 」
A「 明日、お休みでしょ ? 」
サム「 ああ 、」
A「 映画観に行かない ? 」
" 此処にチケットが2枚あります!"と得意げに取り出したのは、今話題になっているホラー映画のチケットだった 。
サム「 A、ホラー苦手って言ってなかったか ? 」
明日は特に予定が無かったサムだったが、昔Aがホラー映画が苦手なことを話していたことを思い出したのだ 。
A「 う、うん … 今 話題になってて興味はあるけど、1人じゃ怖くて行けなくて … お願いサム! 」
精一杯頭を下げるAにサムは驚いた 。
サム「 よし 、じゃあ … そんなに観たいなら 一緒に行くか 」
A「 やったあ ! 」
サム「 ただし ! 」
飛び上がって喜ぶAを宥めながらサムが言った 。
サム「 どんなに怖くても大声で叫ぶのは勘弁だぞ 」
人差し指を立ててAに釘をさすと優しく微笑んで頭を撫でた 。
A「 うん !! 」
こうして 、2人の初めてのデートが決まった 。
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りおん(プロフ) - いつもキュンキュンさせてもらってます!これからも頑張ってください! (2019年11月1日 6時) (レス) id: 51faeb24f3 (このIDを非表示/違反報告)
岡P(プロフ) - とても良かったです。この先どうなるのか楽しみです。更新心待ちにしています。頑張って下さいね。 (2019年10月23日 17時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m o k a | 作成日時:2019年10月21日 0時