紅一点は16人がだいすき！4 (ページ27)

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関係者「以上になります。ありがとうございました。」

北･A「「ありがとうございました」」

私たちが会場入りしていたのを
どこからか仕入れたファンの方や
報道関係者が出てくるのを待っていたので
北人さんに身体を支えてもらいながら
歩いていたけど、やっぱりまだ痛くて

　『(コソ)痛い、、、』

北「(コソ)ん、じっとして」

次の瞬間、足が地面から浮いて
あの細い北人さんにお姫様抱っこされている。

　『北人さん大丈夫⁉︎』

ビックリした私は、すぐそこにある北人さんの顔を
まじまじと見つめてしまった。

北「大丈夫だよぉ〜♪ Aぐらい余裕だよ〜♪」

いつものニコニコした顔で言うもんだから
周りからの黄色い声がすごい(笑)

北人さんのおかげで無事に車に乗り込み
会場をあとにする私たち。

　『北人さん、ほんとにごめんなさい！』

北「謝らないでよ！してあげたかったから
　しただけだからさ！」

マ「こっちもビックリしたわ(笑)」

コ「やるね〜北人くん(笑)」

北「まぁね〜♪」

　『プリンスでした♡』

北「じゃあプリンセスになる？」

そう言って手のひらを差し出してくる。

　『光栄です♪』

手をのせると、その手にキスする北人さん。

北「(チュ)大切にするね？」

　『お願いします』

マ「はい、遊んでないで着替えて〜病院行くぞ〜」

北「いいところで着くじゃん(笑)」

コ「お似合いだけどね(笑)」

北「だよね〜！A〜付き合おうよ〜！」

マ「北人〜トレーニング倍するか〜？」

北「ごめんなさ〜い」

　『でも私、北人さん好きですよ♪』

北「ほらほら〜両思いならいいじゃんね」

マ「こいつ16人と両思いだぞ(笑)」

コ「北人くん頑張らないと(笑)」

　『16人は言いすぎじゃない？笑』

コ「はい、着替えにいくよー」

北人さんにおんぶしてもらって
控室で私服に着替えて、
さあ次は病院。

北「俺も一緒に行くからね〜」

　『やった〜！！嬉しい！』

隣に座る北人さんに抱きつくと
優しく抱きしめ返してくれる。
ふわふわの北人さんがだいすき。