紅一点は16人がだいすき！3 (ページ37)

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慎「じゃあ白だったらいいの？」

　『それでもやなの！』

健「ほんとにどしたの？心配になる(笑)」

翔「あー！わかったかも(笑)
　そのマンションやとちょっと
　いっちゃん家が遠くなるからやろ(笑)」

　『あ、え、そんなことないです！』

慎「もろバレじゃん(笑)俺らいるんだから
　ちょっとぐらい離れてもいいでしょ」

健「樹がいなくても寂しくないように
　毎日部屋に行ってあげるよ？」

昂「それはそれでっすけどね(笑)」

　『ん〜。ん〜。』

慎「とりあえずほんとはどっちの方がよかった？」

　『、、、そっち。
　でも黒がイヤなのはほんとなんだよ？」

翔「でもさ、白の部屋もあるって言ってなかった？」

慎「白だったらこっちに決める？」

　『ほんとに寂しくなったら来てよ？』

慎「わかってるって。はい」

膝をポンポンとたたくとAが乗ってきて
そのままギュっと抱きついてくる。
樹さんがいないことがそんなに不安なんだね。
でも絶対に寂しい思いはさせない。
年下だけどオレだって男だし。
ちゃんと守ってみせるよ。

　『マコ、だいすき』

慎「//ありがと」

昂「まこっちゃんも言ってやんなよ(笑)」

慎「Aだいすき//」

　『ありがと』

健「ラブラブのところごめんだけど
　問い合わせしたら白も黒もあるよ？
　どうする？」

　『そこにしマース
　翔吾さんはどうしますか？』

翔「もうちょっと考える〜」

　『決まったら教えて下さいね♪』

翔「わかった♪」

結局、翔吾さんはオレらのマンションの近くの
別のマンションにしたらしい。

それから、あの日から約3ヶ月が過ぎて、
いよいよ順番に引っ越す日が来た。