紅一点は16人がだいすき！3 (ページ36)

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　『あ〜そっか、ライキとも遊べなくなるのかぁ』

瑠「いつでも遊びおいで？ライキも喜ぶよ♪」

　『うん！いく！すぐ行きます！』

瑠「待ってるからね〜！」

瑠唯さんがAの頭を撫でると
少し寂しそうな顔して笑う。
マース、ライキ、ラキは
Aだいすきだったもんね。

健「まこっちゃんも同じにするでしょ？」

慎「え？いいんすか？」

健太さんがそんなこと言うなんて
思ってなかったからビックリした。

健「当たり前じゃん。これで3人だし
　 A1人じゃなくなったね〜！」

そう言ってAの頭を撫でる健太さん。

　『やったー♪健太さん、マコありがとう！』

Aの今日1の笑顔がでた。
ほんと健太さんにはかなわない。
オレだったら独り占めしたいって思うけど
あの人はそうじゃなくて、
もっともっと大きな愛なんだ。
かっこいいな。

それからしばらくはみんなそれぞれ内見だったり
家具家電を見に行ったりして、
仕事しながら忙しい日々を送っていた。

オレたちはというと、

健「けんたはここがよかったかな〜」

　『わたしはこっちもいいかな〜って』

慎「オレは健太さんと一緒かな」

翔「俺はここかなぁ」

昴「ここもよくなかったスカ？」

　『ねぇ、これじゃ決まらんやん(笑)』

最初に内見したい部屋が一緒だったから
5人で行ったのがきっかけで、
そのあともよく一緒に行動してたから
今こうやって集まってるんだけど
全然決まらない(笑)

健「思ったけど、昂秀そこ住めばいいじゃん。」

昴「え！1人っスカ？」

慎「だって別に3人一緒ならいいだけで
　昂秀までいらないし(笑)」

昂「まこっちゃんひどーい」

　『そうだそうだ〜昂秀も寂しいんだ〜(笑)』

昂「そうだそうだ〜って寂しくはないっすけど(笑)」

健「とりあえずさ、けんたとまこっちゃんは
　意見が合ってるわけさ？わけさ(笑)沖縄弁(笑)
　だからそこにAが来るべきだと思うわけ。どう？」

　『でもわたしと翔吾さんは意見が合ってるので、
　そこに来るとゆうのはどうですかー？』

慎「なに、A強い(笑)」

　『だってこのマンション
　めっちゃ可愛いかったじゃん』

翔「わかるわかる！なんか雰囲気良かったよね」

慎「こっちの方がおしゃれだったじゃん」

健「そうそう、キッチンとかお風呂とか
　黒でかっこよかったし」

　『黒がイヤです！』

健「なんで今日はそんな反抗的なの(笑)」

昂「いつもこんなツンじゃないのに(笑)」