紅一点は16人がだいすき！3 (ページ24)

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樹「A！」

健「はぁ、たぶんそんなに水は飲んでない」

慎「A？わかる？」

　『(ウンウン)』頷く

海「こわかったな。ごめんな。」

　『(ううん)』首を横に振る

力「水飲める？」

　『(うん)』

膝にAの頭をのせると
ゆっくりと水を口に注ぐ慎。

　『ん、ありがと』

陣「しんどいとことか痛いとこないか？」

　『大丈夫です』

力「ほんとに大丈夫？」

　『はい。大丈夫です。』

健「誰。A1人にしたの」

　『健太さん、誰のせいでもないです』

樹「俺です。ごめんなさい。」

北「樹じゃないです。俺です。すみません。」

　『わたしが一人でいるって言いました。
　迷惑かけてすみませんでした。』

瑠「A？健太は迷惑だと思ってないよ。
　むしろホッとしてると思うよ？」

　『健太さん、、、あっ』

健太が慎の膝に寝転んでいたAを抱き寄せる。

健「こわかったね。ごめんね。気付けなくて。
　よく頑張って耐えたね。偉かったよ。」

　『健太さん、、、うわーーーん(泣)』

相当怖かったのか、安心したのか
健太に抱きしめられながら大泣きするA。

壱「A、よう頑張った」

Aの頭を撫でる壱馬。

瑠「2人とも無事でよかった」

Aと健太に抱きつく瑠唯。

彰「ほんと。怪我とかなくてよかった。」

瑠唯の反対からAと健太に抱きつく山彰。

陸「健太ーかっこいいぞ！A！だいすきー！」

4人に抱きつく陸。

海「A！ごめんな！偉かったぞー！」

5人に抱きつく海青。

平「とりあえず抱きついとこー！」

6人に抱きつく翔平。

そのあと次々とメンバーが増えて
ランペ塊が出来あがろうとしたとき

力「あのさ、塊になってるところ悪いんだけど
　とりあえずテントまでA連れていこうよ(笑)」

　「「あ、ほんとだ」」「「熱くなっちゃった(笑)」」

はがれていくメンバー。

健「樹、Aテントまで運んで」
樹「あ、はい。 A」

Aを抱き抱えてテントの方に歩き出す樹。

瑠「お人好しかよ」
健「うっせ」