皆のためなら心臓なんてくれてやる【wrwrd】【男主】 (ページ24)

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magia_21 ページ24

主人公side

A｢はぁ……はぁ……｣

戦争が始まって5日たった。
森まで入られるとは思ってなくて
そっちの増援を殺っていたら
息が上がっていた。

A｢……はよ…城に…戻らんと……｣

フラフラしながらそこら辺に生えていた
薬草を水で流し込み
獣を殺し焼き食べ

A｢……行くか。｣

と立ち上がり証拠を消し
転移魔術を使いペ神の元に戻る。

A｢たで……ま｣

と軽く手を上げると
トンちが走ってきて僕をお姫様抱っこした。

A｢と、トンち……!?
なんで、こ……

ﾄﾝ｢無理せぇへんといてや。
フラッフラなんやで。心配もするわ。
罰としてしばらくこうされとけ。｣

……はぁい…｣

トンちも心配してくれていたのか

ペ神｢ほら、ご飯食べな。
軽いスープだけど飲まないよりマシだから｣

とスープを差し出してくれた。
湯気がほんのりたっていて
美味しそうな匂いがした。

A｢あんがと……ペ神。

いただきます｣

スープは美味しくて少し泣きそうになった。

食べ終わって食器を軽く水洗いして
乾かす間にグルさんのところに向かう。

A｢グルさん

ただいま。｣

ｸﾞﾙ｢……A!!｣

心配したと言うように抱きしめられた。
そこに僕がいることを確かめるみたいに。

A｢グルさん。

約束、破るかもしれへん。｣

ｸﾞﾙ｢……A……？｣

A｢我が名に答えよ

我が名はA。

この国の魔術師、そして国民で、

この国を愛してるんだ。

、

だからね、閣下。

例え、誰が止めたって

僕は極大魔法を発動させるよ。

そしてもしかしたら＿＿＿＿＿も。

そうせざるを得ないから。｣

にこりとグルさんの腕の中で笑う

ｸﾞﾙ｢……嘘だろ……なぁ

悪い冗談だ。

なぁ、Aお前まで行ってしまうのか｣

A｢この国にはまだ

グルッペン･フューラー

貴方が必要だよ。

どちらかしか取れないんだよ。

、

『僕を取るか国を取るか』

閣下、答えは2択に見せかけた1択だ。

ねぇ、閣下。『国を選んで』｣

僕はそう言って閣下の
グルさんの元を離れた。