皆のためなら心臓なんてくれてやる【wrwrd】【男主】 (ページ13)

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magia_11 ページ13

主人公side

絶賛魔導書を読んでる中ノックをされる

｢…誰だろ…はぁい｣

と、返事をして扉を開けると……
そこにいたのは

ｿﾞﾑ｢よっすA｣

ゾムニキでした。珍しい。
ゾムニキが僕の部屋に来るなんて…
なんか用事かな？

ｿﾞﾑ｢なぁA～今時間ある？
時間あったらさ～、ゴーレム。
作って欲しいんやけど｣

｢ゴーレムですかいやい？？？｣

ｿﾞﾑ｢ゴーレムですかいやい｣

｢なんで？｣

ｿﾞﾑ｢俺のアップ用に!!
石ゴーレムでもなんでもいいからさ～!!
やらせてやらせてー！｣

この時のゾムニキはなんだか
子供みたいでちょっとだけ可愛らしい。

仕方ない。言い出したら聞かないのは
僕かよぉく知ってる。

｢どこでやるの？｣

ｿﾞﾑ｢兵士隊のとこの訓練場の
一角借りてきた!!｣

｢おk……ちょいまち～｣

僕は杖と軍服の上着を着ずに羽織り
ゾムニキと共に兵士隊訓練場へ
行くことになった。

ｿﾞﾑ｢よーし頼むぞA!!
おっきくて!!強いやつがいい!!｣

｢了解。おーきくてーつよーーーいやつ
ゴーレムよ我が名に従い生成そして
具現化｣

そこには大きくて(2m)強い(硬度強い)
頼まれた通りのゴーレムを具現化させた。

｢こんな感じ？？｣

ｿﾞﾑ｢うおーーー！！
でけぇー！強そー！！ありがとなA！｣

わしゃっと撫でられるとゾムニキは
ゴーレムと戦い始めた。