人見知り19人目 ページ20
Aside
「つ、疲れたぁ…」
ライブが終わった後座って水分補給しながら
くでっと効果音がつきそうなほど
机に突っ伏していた。
燐音「A完全に溶けてんじゃねェか」
とケラケラと笑い
ニキ「ほんとだ…溶けてる…」
ぷにぷにとニキは頬を緩くつつき
ニキ「大丈夫っすか?」
と聞いてくる
ボクは突っ伏していた顔を上げて
「ん……大丈夫、着替えて…帰る」
ニキ「なら、よかったっす。
帰り危ないんで送っていくっすよ」
「ありがとうニキ。
あんまり待たせるのも悪いし先着替えてくる」
とまた部屋にある簡易着衣室的な場所に
服を持って入りカーテンを閉めて着替えた。
着替え終わったあとにポケットに入れてた
お菓子をニキにあげた。
ニキは嬉しそうにほうばり食べる。
幸せそうに食べるニキに
ボクも燐音も笑顔になってしまう。
3人1緒で帰りながら
「明日学校…準備しとかないと」
ニキ「大変そうっすねぇA」
燐音「なんかあったら言えよォ
俺っち達は何時でも味方だからよォ」
「ん、ありがとう燐音
確かに大変だし毎日しんどい…
けど…自分で行くって決めたしそれに、
応援してくれてるしこれ以上逃げたくないから」
ニキ「逃げてなんて…」
燐音「言い方悪ぃなァ?いいか?A
お前はなァ…『逃げた』んじゃなくて
『戦略的撤退』したんじゃねぇか
これ以上自分が傷ついて壊れる前に」
ニキ「そうっすよ、今回は燐音くんの
言う通りっすAは自分がこれ以上
自分自身が傷つかないように戦略的?撤退した
訳じゃないすか、それの何が悪いんすか」
「………っ」
優しい言葉をくれる。
何時だって、辛い時も苦しい時も
ボクを真正面から受け止めて、支えて、
大切な人達だ。これからも大切にしたい。
「…ありがとう、頑張るから見てて
燐音やニキの頑張りもボク、見てるから。」
そう笑って言うと
燐音「おうおうちゃんとよそ見せず見てろよォ」
ニキ「Aに見られてるんなら尚更もっと
頑張んないとっすね!」
2人と楽しく話しながら帰った。
明日の学校も頑張れそう、そう、思った。
明日はユニット練習に
プロデューサーとして参加…
ユニットは…な、Knights
えっと、天才作曲家月永レオが率いる
騎士道ユニット…チェスの駒やチェスがモチーフ
や、やっていけるかなぁ(涙目)
あ、そういえばKnightsは凛月君や
嵐ねぇさんが所属してるユニットだし…
きっと、大丈夫…だよね?
あんずも一緒だしなんとか…もう緊張してきた
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サミサ(プロフ) - ニキ君の彼女三毛縞たちの幼なじみ、人見知り…やば!!人見知りとか共感できます。 (2021年7月16日 20時) (レス) id: d964c43780 (このIDを非表示/違反報告)
*瑠璃* - はぅわ……好きです…… (2021年5月10日 1時) (レス) id: f48c22676e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:睦月 | 作成日時:2021年2月16日 20時