Shopaholic ~ T. Masuda ~ Vol. 3

☆118☆ ページ22

手越 side




はぁー♡





土日あけて、やっっっとAちゃんに会える！





あ。





あそこにいるのはシゲだな…！





驚かせちゃおーっと。





手「おはよーシゲ！」






シ「ん？ああ、おはよう。」






え？それだけ？？？




シ「…。」



ぼーっと何かを考え込んでるみたい…




彼の視線をたどると、





手「Aちゃんがどうかした？」






シ「…手越。」





手「な、なに。」





俺の方を向くシゲはとにかく悔しそうな顔だった





シ「Aちゃんが…」





手「が…？」






シ「メンズの指輪を首にしてる…」






手「…」






メンズって…







手「ええええええ！？！？！？」






シ「彼氏ができたのかもしれない…」





手「え。え。どうすんの！？」





シ「どうもできないだろ。」





Aちゃんに彼氏ができたなんて…






慶「おはー。」




フラフラやって来た慶ちゃんを2人でじっと見つめる




慶「な、なに…そんな焦った顔して。」






シ「…小山」






慶「はぃ？」







手「慶ちゃん…」





慶「な、なに。Aちゃんも呼ぶ？Aちゃー@&;/@！」





それ以上言う前に慶ちゃんの口を覆って





クローゼットに引きずり込んだ。

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