１０３話 こんな弱々しい貴方を見るのは初めて 秋SIDE (４００話) ページ13
秋SIDE
チャラララ
突如鳴る誰かの携帯
春「この着メロは涼さんのですね!
出ちゃっても良いんでしょうか?」
音無さんが涼ちゃんの携帯を取り出して言う
秋「誰からだろう?急ぎの用だったら大変だし」
私は音無さんから携帯を預かるとディスプレイを見た
“涼野風介”
電話の相手は涼ちゃんが付き合ってると言われている
涼野君だった
私は携帯を涼ちゃんに渡しに行く
涼ちゃんは木の下で小さく丸まり顔を隠して居た
秋「涼ちゃん…」『…その声…木野ちゃん…かぁ?』
涼ちゃんは私の顔を見ずに声だけで当てる
けど.こんな弱々しい涼ちゃんを見るのは初めて
私にはどうしたら良いのか分からない
情けないと自分で思う
涼ちゃんは私たちの知らない過去と向きたい
戦って居ると言うのに
私は何も出来ないのが悔しい
秋「携帯…鳴ってたから…」『誰…?』
秋「…涼野君から』
『…悪い…そのまま放置しといてくれ…今はもぅ…誰とも話したくない』
本当に弱々しく言った
こんなの涼ちゃんらしくない!!
円堂君と同じ様な風になってる
けど…掛ける声が見付からない
秋「…分かった」
私は一言呟くかの様に言い涼ちゃんから離れた
するといつの間にか止まって居た涼ちゃんの携帯が鳴り出した
相手は変わらず涼野君
もしかしたら涼野君なら今の涼ちゃんを何とか出来るんじゃ!?
私はそう思い涼野君からの電話に出た
涼「涼!忙しいなｋ」
秋「涼野君!雷門中マネージャーの木野です!」
私が言うと電話の向こうで驚いて居るのが分かる
涼「何故君が出るんだ?」
初めの声と違う低く冷たい声
内心怖いと思ってしまった
けどそんな事言ってる場合じゃない!
秋「涼野君!涼ちゃんが!」涼「涼がどうした!?」
私が言うと涼野君は声を張り問って来る
秋「さっき監督に怒られて，そしたら一人で抱え落ち込んじゃって!!
でもその落ち込み方が尋常じゃなくて!!」
涼「どんな落ち込み方だ?」
秋「小さく丸まって顔を隠して!!
誰とも話したくないって!!
私.心配になっちゃって電話に出ちゃったの!
ごめんなさい!!」
私は頭を下げながら言った
だけど涼野君は黙ったまま
涼「気にする事ない…むしろ感謝する
私にも分からないがきっとその出来事が
涼の中で過去の何かと重なったのだろう」
涼野君は落ち着いた口調で言う
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風翔＠黒猫兎(プロフ) - サオリさん» …気づきませんでした。指摘ありがとうございます！ちょっと、名前が出てない人、ちょっと消してきます。本当に申し訳ございません (2016年1月30日 23時) (
レス) id: f126a5d406 (このIDを非表示/違反報告)
サオリ - 133話のチーム12人いますよ？ (2016年1月30日 22時) (レス) id: c28865dfa3 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉優衣 - 凄いですね！じつは俺も小説(ノートだが)をかいてるんですよ！もう数回読んでますが凄いです！憧れます（＾−＾）更新頑張ってください！ (2014年5月18日 18時) (レス) id: a05c635d74 (このIDを非表示/違反報告)
晴緑風翔(プロフ) - 帆鞠さん» はい！！気がつけばもぅ130話行っちゃってるんですよ！！頑張って更新しますわ！。 (2012年10月25日 20時) (レス) id: 9818155a19 (このIDを非表示/違反報告)
帆鞠(プロフ) - ああ！気がつけば、130話突破してますね！これからも応援してます！！ (2012年10月25日 19時) (レス) id: 0f00ba36d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴緑風翔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/fuuyuufuuto/
作成日時：2012年10月8日 15時
