271話 仲間との壁 ページ16
＊
ペク「次のターゲットは…吉良 ヒロトだ」
標的となる人物をヒロトにしたペクは、イレブンバンドで数人のメンバー達に知らせる。
そして試合が再開すると、ペクを含んだ数人の韓国の選手達はヒロトに、スパイクに仕込んだ鏡を使って光を目に当てる。
グッと目をすぼめたヒロトに迫り来る韓国の選手達。
怜奈の位置から見れば、あれは明らかにラフプレーをしてヒロトを潰すつもりだ。
その直後、ヒロトはボールを真上に蹴り上げ、必殺技の体勢に入った。
「ザ・エクスプロージョン！」
フィールド中央で放った必殺技に、韓国の選手達は吹き飛ばされる。
ラフプレーを仕掛けてくることに気づいたヒロトは、必殺技を放つと着地する。
A「ヒロトさん！」
慌てて駆けつけた怜奈は、ヒロトの容体を確認する。
ヒロト「舐めた真似してくれんじゃねーか…！」
相手チームの卑怯な手にヒロトは怒り出す。
ペク「今だ、この機を逃すな！」
こぼれ球を拾うと、韓国は必殺技を使い日本の陣まで突っ込んでいく。
「特攻バッファロートレイン」で選手達を次々と跳ね飛ばしていき、ペクは必殺シュートを放つ。
「レッドブレイク！」
ペクのシュートに対して、シュートブロックをしようと風丸はゴール前をふさぐ。
しかし、頭に当たったシュートを止め切ることができずに風丸はゴールまで飛ばされる。
このままではゴールフェンスにぶつかってしまう。
これをいち早く察知した円堂は「風神雷神」を使い、ペクのシュートを防ぐと同時に風丸も片手で受け止める。
A「円堂さんッ、まだです！」
怜奈は上空に跳ね返ったボールに目を向けながら円堂に向かって叫ぶ。
舞い上がったボールを、韓国の選手が上空でゴールに向かって放つ。
ボールはゴールに突き刺さり、韓国が得点を決めた。
ソク「ペク、いい加減にしろ」
韓国のキャプテンであるソクは、ペクに向かって口を開く。
彼の表情は、今まで溜まっていたペクに対する不満と怒りが現れていた。
しかし、ペクはソクの言葉を軽く受け流す。
それを黙って終わらせないソクは、ペクのユニフォームを引っ張る。
ペクの肩には、不思議な形をした印が刻まれていた。
ソク「分かってるんだ。
お前が刻印の選手だということを」
ソクの行動に対して、ペクは舌打ちをして手を振りほどいた。
同じチームなのに仲間ではないような異様な光景に、遠くから見つめていた怜奈は首を傾げた。
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れいな(プロフ) - 空木さん» ありがとうございます^_^これからもたくさん更新して皆さまに喜んでいただけるような作品を作っていきたいと思います。空木さんも、どうぞ応援よろしくお願いします^_^ (2018年11月11日 21時) (
レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
空木(プロフ) - 楽しく読ませて頂いています！これからも更新頑張ってください(´∀｀) (2018年11月11日 18時) (レス) id: b6e943139e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - mikakokapoohsanさん» 人によると思います多分。人の性格や好みは何通りもあるといいますし、結果的に人によりますね^_^多分。 (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
れいな(プロフ) - 楓さん» あー、そういえばそんなのがあると言っていましたね。検討してみたいと思います^_^ (2018年11月10日 15時) (レス) id: 671d3c390e (このIDを非表示/違反報告)
mikakokapoohsan(プロフ) - 玲奈て可愛いですか？ (2018年11月10日 13時) (レス) id: 4fa9e9ab53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいな | 作成日時：2018年10月24日 21時
