転校してきた山神の妹 (ページ3)

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3話～部活～ページ3

転校初日は休み時間の度に

女の子が集まってきて色々話しかけてくれた

おかげでぼっちになることはなかった

転校生ってこんなチヤホヤされるんだ

最高じゃん

でもできればもうちょっと

純太と一くんと話したかったなー

あのあと勝手に下の名前で呼んだら

なんか意外とうれしそうにしてたので

そのまま下の名前で呼ぶことにした。

「ねぇねぇAちゃん部活どうするの？」

『部活？』

今日1日私に優しくしてくれた

かわいい女の子3人組が

ホームルーム終了後

私の机の周りに集まってきた

「そー！うちくる？テニス部！」

「いやAちゃんはバレー部でしょ！」

「えー陸上おいでよぉ」

『あ、えと…ごめん運動はちょっと…』

考えてなかった

部活か…

知ってる人がいた方が安心だし

せっかくの誘いを断るのは

もうしわけないよね

でもあんまり目立ちたくないなー

てか私そもそも運動できないし

「もしや！運動苦手系？？」

『う、うん…』

「「「かっわいいぃぃぃぃ！！」」」

『え、えぇ…』

やっぱJKってなんでもかわいいっていうのは

ほんとうなんだな。うん。

「じゃー家庭科部とかかな？」

「吹部とかもいいんじゃない？」

「うちの吹部は結構厳しいかんなー美術部のほうがいいよ」

文化部ならきっと…

いや、まてよ

コンクールとかあるよね？！

むりむりむり

私絵かけないし

家庭科部ならまだ…

って思ってるのに

『んー…マネージャーとか…』

「なになに！マネージャー！？」

「それぴったり！絶対モテモテだね」

「もう決まってるの？サッカー？バスケ？野球？」

『じ、自転車…！』

なんでこんなこと言っちゃうんだろ