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「あの、場地くんに聞きたいことがあるんだけど…いいかな？」
「おう！なんだ？」
聞きたいことと言うのは、なぜ東京卍會というチームを作ったか、ということだった。だってなにかないと作るっていう発想にならないと思うし。気になるじゃん？かっこいいからっていう理由かもしれないけど。
「なんでチーム作ろうって思ったの？」
みんなの顔つきが変わったのがわかった。一虎くんが暗い顔になったのもわかった。悪いことを聞いてしまったかもしれないと冷や汗が出たのを感じる。
そして一虎くんが話し始めた。
「……俺の地元さ、黒龍っていうチームの縄張りなんだよ。だから結構俺争っててさ。それで肩書きがあれば黒龍と戦えるから。それで場地がチームを作ろうって言ってくれて。」
一虎くんが作ったのではなく、場地くんが作ったというところに暖かいものを感じた。場地くんと一虎くんは切っても切れない関係なんだろうな。
「そうだったんだね…。ごめんね、変な事聞いちゃって。その黒龍ってやつぐっちゃぐちゃのべっちゃべちゃにしてやろうね！」
と腕まくりをしてフンッと頑張ろう！と言った。
「ぐっちゃぐちゃのべっちゃべちゃって…ふっ、あはははは！マジでA面白い！やめろっ…あはは！」
一虎くんの笑いに釣られてか、マイキーくんやパーちんくん、ましてやドラケンくんまで笑い始めた。みんなによると私はとても面白いらしい。なんでだろう。
「私、頑張って顎蹴る！！」と意気込みを言うともっと笑われた。心外すぎる！でも、なんか暗い空気が一気に解けて良かったと思う。私も笑顔の一虎くんを見て、釣られて笑ってしまった。
みんなで笑っていると「はあー」と三ツ谷くんが笑いを抑えるようにため息をついて言った。
「じゃあ服作るのに寸法するから、みんな暇な時教えて。」
と寸法の日までトントン拍子に進んでしまった。また一虎くんに会える！と思うととてもワクワクすると同時にドキドキと不安と幸せが混じったような気持ちになる。
店を出て家まで送るよ、と言ってくれた三ツ谷くんにお礼を言ってバイクに乗ろうとした時だった。
「A、ちょっと来て。」
「どうした？マイキー」
「三ツ谷には関係ねーしー。A早くー」
なぜかマイキーくんに呼び出しを食らったのでついて行く。数メートル離れたところでマイキーくんが驚きの一言を放った。
「一虎のこと好きでしょ」
「うぇぇぇぇぇぇぇぇ！？！？！？」
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いふふぁん(プロフ) - は る あ ??さん» ありがとうございます！！更新激遅ですが完結させることが出来ました〜！次のお話もぜひ楽しみにしていてください！！コメントありがとうございますっ！ (11月6日 9時) (
レス) id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
は る あ ??(プロフ) - 好みドストライクの小説でニヤニヤしちゃいます！笑。次の話が見れるのを楽しみにしてますね！ (11月5日 22時) (レス) @page25 id: 374575e7a5 (このIDを非表示/違反報告)
いふふぁん(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます〜！！初々しい恋愛を意識してるので伝わっていたようで嬉しいです！！是非楽しみにしていてください〜！ありがとうございます！ (7月21日 14時) (レス) id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - この小説面白すぎー！初々しいのがまたいい！読んではにやけてます！更新楽しみにしていいですか？ (7月20日 21時) (レス) @page24 id: 466c90c890 (このIDを非表示/違反報告)
いふふぁん(プロフ) - ゆゆさん» わぁぁ！コメントありがとうございます！最近書く気力が出なかったんですけどゆゆさんのその言葉で救われました…！本当にありがとうございます！私のこの小説を面白いと思っていただける方達のために全力で書かせていただきますね！！本当にありがとうございます！！！ (6月18日 10時) (レス) @page20 id: d3a9a324f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いふふぁん | 作成日時：2023年1月27日 22時
