愛をもらえませんでした。 ページ4
レオside
……どういうことだ?
目の前には、意味わからんことを言って、ニコニコと笑っているお姫様
横目であいつらを見ると、あいつらも呆然としているみたいだった
……う〜っ、やっぱりわけわかんない!
姫は俺らを怖がってるんじゃなかったのかっ?!
それか、この年頃なら、俺たちに憧れているとか……いや、やっぱりそれにしても不自然だ
『皆様は驚いていますね?私がこんな突拍子のないことを言うことに』
くすくすと笑いながらそいつは言った
『まぁでもこちら側にも事情というものがございまして……聞いてくださいますかね、怪盗様たち?』
返答を求められていると思ったのだろう、セナがようやく動きを戻していう
泉「……どうぞ、姫」
おおっ、やっぱりセナは猫被りがうまいなあ!
いや、好きなやつ……姫が相手だからか?
『どうも、怪盗さん。では、聞いていただきます』
『私は、親に捨てられ、姫としてこの世を生きてきました。なんら不自由なく、……ああいや、自由になれないのは難点ですが。こんないい暮らしをさせていただいてるんですから、文句は言えませんしね。もちろん、あったことのない親への恨み言も一切ありません』
『ですが、私が一つ、どうしても我慢できないことがございます。……なんだと思いますか?』
あ、俺、わかった
レ「退屈……だろ?」
『その通りです、怪盗さん。姫という役割は、あまりに刺激がなさすぎる』
『そこで私は考えました。どうすればこの退屈がなくなるか、もしくは減らせるのか』
『そして先ほど、私は素晴らしいことを思いつきました。ねぇ、怪盗さんたち?』
『私の騎士になりませんか?』
……は?
端的にいうと、俺たちが最初に思ったのはこれだった
……だけど……
レ「……それ、面白そうだな。詳しく聞いても?」
他の奴らが唖然とする中で、俺はそう言い、ニヤリと微笑んだ
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TOTO(プロフ) - ふっふっふ………。夢主ちゃんの鈍感度はここからやで?(なぜか関西弁)ほたる様、コメありがとうございましたぁぁぁぁぁ!! (2017年11月18日 17時) (レス) id: 57e9368ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる - 鈍感がすごかったです!!可愛かったです!更新頑張ってください!!! (2017年11月18日 14時) (レス) id: 836cda0430 (このIDを非表示/違反報告)
TOTO(プロフ) - ウオオオオオオオア!!!!! またこめきたああああ!!!!ほんとにうれしい!メル様、コメありがとうございました!! (2017年11月15日 19時) (レス) id: 57e9368ea3 (このIDを非表示/違反報告)
メル - とても面白いです!(*≧∀≦*)私、こうゆう話が好きなので、これからも更新頑張ってください!応援してます! (2017年11月15日 10時) (レス) id: 7994aa89c4 (このIDを非表示/違反報告)
TOTO(プロフ) - 御霊tさん、コメントありがとうございます!続きでは少しシリアスが入ってくるかもしれませんが……それでもよかったら!!……友達になりたi「ちょーしのんな」すみませんでした…… (2017年11月14日 19時) (レス) id: 57e9368ea3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:TOTO | 作成日時:2017年11月14日 7時