検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:207,583 hit

3-8 目覚ましと、人肌 ページ8

3-8 目覚ましと、人肌




.



アラーム音に今度は起こされた。





『るさい…』



ゴソゴソと手を伸ばし、バーンと鳴り響く目覚ましを止めた。




『ん?』




「…アラーム音より、そのバーンがうるさい。」




『あ、すみません……』



まだ二人共寝ぼけ眼。



何がどうなったのか、絡み合う足。




何がどうなったのか、巻き付く腕。






『なに、どうなってん、の?』





「人肌っていいもんだねー。」




ふぁーあと、欠伸をしながら隆二さんがそう言った。





「よしっ。風呂。」




パンツ一丁で、我が物顔で寝室を出る隆二さん。





「え?」





「何?ダメ?」





『いやっ、ダメじゃないです…』




「そ。じゃ。」




寝起き一発目の光景が、信じられない。




パンツ1枚で歩く後ろ姿。





寝癖なんかつけちゃって。





『私、生きてるかな?』





なんて、頬をむにっと、つまんだ。






『当たり前か。』



自分の頬の感覚がある事を確認。






『はぁ〜…』



ベッドの中で携帯を確認。





『ん?』





知らない番号から着信。



それも10分前。





『誰だろ。間違いかな?』





頭の中で一瞬、ほんの一瞬、過ぎった昨日の広臣を全力で頭を振って消し去る。





ミシッ。





『いっったぁ〜』



首の筋から変な音が出るくらい。



ブンブンと頭を振った自分、かなり馬鹿。









『もっ!!!』




自分自身に、向けた怒りをどうすればいいのか分からなくて



『コーヒーのも!』


自分が悪いくせに怒りをコーヒーに向けることに決定。

3-9 原因と、ヒト科→←3-7 スピードと、夢の国



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (299 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
693人がお気に入り
設定タグ:三代目JSoulBrothers , 今市隆二 , 登坂広臣   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Riiyu(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます!フォースも出来ましたのでそちらもお願いします!!!!! (2017年3月12日 21時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 続きめっちゃ気になります!!楽しみに待ってます! (2017年3月12日 16時) (レス) id: d4c9243710 (このIDを非表示/違反報告)
Riiyu(プロフ) - Kenさん» こんにちわー!コメント有難うございます!!そうなんです!岩ちゃんが乗り込んできちゃいました!これから4にかけてぐわんぐわんと回していきます(笑) (2017年3月12日 16時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
Ken(プロフ) - こんにちは。"来店と刃"だったので元カノが乗り込んで来たかと思ったら、がんちゃんでビックリ! でも元カノとも何か関係があるのかな? 主人公ちゃんの前に現れるのはどっちかな? 続き気になります〜。 (2017年3月12日 15時) (レス) id: f6c8b56d4c (このIDを非表示/違反報告)
Riiyu(プロフ) - しほさん» コメントありがとうございます!謝らないでください(><)本当にその気持ちが嬉しいです!感想などどんどん書いて頂けると書き手としてやる気が出ます!!ありがとうございます! (2017年3月10日 23時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Riiyu | 作成日時:2017年2月5日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。