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十三 ページ14

元々予約していたホテルに行く前に、会場近くのコンビニへ寄って、チェバ子はタピオカ、私は豆乳の小さな紙パックを買った。

近くの小さな公園のベンチに座って、ちょっと休憩。

「もー、Aちゃん。人見知りしすぎ!」
『違う。チェバ子がフレンドリーすぎるの』
「え?!そうかなぁ」

人気があまりない、小さな公園。

二人だけの話声が大きく響いているように感じる。

いつものような日常会話、さっきまでの出来事が、夢だったみたい。

「ねね、明日と明後日、頑張ろうね!!」
『……うん。結果がどうであろうと、』
「恨みっこなし、でしょー!あとあと、文舞両道、だっけ?」
『ん。舞台も、勉強も、両立するの。舞台が学校なのかそのほかなのかは置いといて』
「はーい!!」

元気はいいよね、と心で呟き、肩をすくめた。

お互いに飲み終わったので、立ち上がり、それぞれがコンビニでもらったビニールに空きパックを入れた。

チェバ子はぶんぶんと小学生のように袋を振り回すのを横目に、しっかりと口を縛ってカバンに入れた。子供か?見た目は子供、頭脳も子供……あ、そのままだね。うん。

「何か失礼なこと考えなかった?」
『気のせい』
「ええ……そう?」
『うん。見た目も頭脳も子供だとか思ってないから』
「めっちゃ失礼だね?!」

やっぱり教室でのテンションのままで、ぽこすかと大して痛くない攻撃をかますチェバ子。ほら、やっぱり子供じゃぁん。

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Canon(プロフ) - * haru *さん» コメントありがとうございます!ご期待に沿えるよう、頑張ります! (2020年8月1日 7時) (レス) id: 930afbe674 (このIDを非表示/違反報告)
* haru *(プロフ) - はじめまして。こちらの作品を拝見してとても幸せな気持ちになりました…。テンポのいい主人公二人の会話が大好きです!お忙しいとは思いますが、どうかお体に気をつけてこれからも頑張ってくださいませ!応援しております(*^^*) (2020年7月31日 1時) (レス) id: 91042359bd (このIDを非表示/違反報告)
Canon(プロフ) - なゆかさん» コメントありがとうございます!遅い更新と拙い文章ではございますが、楽しんでいただけているのなら幸いです! (2020年7月5日 21時) (レス) id: 930afbe674 (このIDを非表示/違反報告)
なゆか - いつも楽しんで読ませてもらっています! (2020年7月5日 19時) (レス) id: d46d9b1c0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Canon | 作成日時:2020年6月25日 7時

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