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佳奈 Side
バーベキューの日。
友達が集まって、久しぶりの楽しい時間。
「俺、作るわ！」
「あ、あたしも手伝う！」
(名前は、横尾くんのあとをついていった。
ほらね、今の(Aは横尾くんしか見れてないよね。
長年の恋が実ったんだもんね。
最近、会うたびにキレイになっていくのは、やっぱり恋の力なのかな？
「よし！こっちも準備しようぜ！」
藤ヶ谷くんが仕切る。
「俺たちは食べるとこの準備で、先輩と佳奈ちゃんでビールとか飲み物と買ってきてよ！」
え！
もう一度、藤ヶ谷くんを見ると、ニヤッと笑っていた。
こいつ、わざと！
「みんな、飲むの？」
「ううん。飲めない子もいるから、ジュース系買ったよ」
帰り道、私はみっくんのうしろを歩いた。
最近、連絡とってなかったから、何を話したらいいのか分からない。
悩んでると、みっくんが口を開いた。
「なんで、俺からの電話やメール無視すんの？」
「無視…というか、忙しかったのよ。」
「メールくらいできるんじゃないの？」
「そこまで友達じゃないでしょ？それに何かあったら今日みたいにAや藤ヶ谷くんに言えば伝わるし…」
自分からみっくんを突き放す言い方しか出来なくて。
私は、うしろからいた場所から先に行こうとした時…
みっくんが、私の腕を掴んだ。
「佳奈ちゃんって、サバサバしてるように見えるけど、実は傷つくのが怖くて臆病で、すごーく友達思いなんだよね。」
「いきなり何？」
「そうやって強く言うのも誰かに嫌われるのが怖いから…」
「意味分からない！だいたい、女の子たちと遊んでればいいじゃない？私のことは放っといて！」
私は言葉と同時に涙が溢れた。
「放っておけるわけねーじゃん。強そうに見えてめっちゃ弱い女の子なんだから…」
そう言って、みっくんは涙を拭ってくれる。
「みんなが待ってるから、早く戻ろう？」
そう言って差し出してくれた手に
初めて重ねた。
2人で手を繋いで帰ったら、何人かの友達にひやかされた。
でも、みっくんはいつもの笑顔のまま。
大好きだよ。
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まこ(プロフ) - ぴろぱにさん» コメントありがとうございます！キミとのキセキも続編で書かせていただきました。少しですが良かったら読んでみてくださいね。 (2019年6月30日 19時) (
レス) id: b6caf7e598 (このIDを非表示/違反報告)
ぴろぱに(プロフ) - はじめまして、凄く楽しみにしていました！続きが楽しみです！ (2019年6月30日 19時) (レス) id: 68726d2dc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まこ | 作成日時：2016年4月2日 17時
