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「渉、お風呂どうぞー!」

「ん、分かった」


先にお風呂から上がったあたしは渉に声をかけた。
渉がお風呂に入ってくる。


静かになった部屋………。


髪を乾かしながら、ふと思う……。


今日から渉とふたりっきりの部屋。

改めて考えると顔が赤くなる。


え、今日が初夜ってやつ?


いやいやー!


まぁ、あれから何回かイチャイチャしてるけど、慣れないわけで…。


「一緒にいたい」ってすぐ決めた形になったけど、一緒のベッドで…とか……

(※実際は、あたしがベットで渉が隣に布団で寝るって形になってる。)

何考えてんの?あたしーー!!!!


まだ乾いてない髪の毛のまま、ベッドの上にいるわたちゃんを抱きしめる。



「わたちゃん?あたし、渉と一緒に暮らすんだ」


改めて考えるとすごいことだよね。
付き合ったことも初めてなのに、同棲なんかしちゃって。

「…A?」

渉がお風呂から出てきて、優しく髪を撫でてくれる…と思っていたら…


「冷っ!乾いてねーじゃん!ちゃんと乾かさないと風邪引くぞ!」


そう言って、ドライヤー持って「こっち、こっち」して乾かしてくれる渉。

近くにいると渉のいい香がした。


「はい!終わりー!」


「あ、ありがと…」


言葉が終わる前に後ろから抱きしめられた。


「シャンプーの匂い、同じ?」

「ん。でも、渉の匂いなんだか落ち着くの…」


あたしは渉の腕の中に顔をうずめた。



「ねぇ、俺もベットで寝ていいかな?」

抱きしめられながら囁く甘い言葉。


あたしはこくんって頷いた。

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まこ(プロフ) - ぴろぱにさん» コメントありがとうございます!キミとのキセキも続編で書かせていただきました。少しですが良かったら読んでみてくださいね。 (2019年6月30日 19時) (レス) id: b6caf7e598 (このIDを非表示/違反報告)
ぴろぱに(プロフ) - はじめまして、凄く楽しみにしていました!続きが楽しみです! (2019年6月30日 19時) (レス) id: 68726d2dc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこ | 作成日時:2016年4月2日 17時

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