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昼の12時をすぎた。
伊月はまだ部屋から出てこない。
「朝飯のパン、食ったのかな……」
録画していたバラエティ番組の三時間スペシャルもちょうど良く終わった。
「おし、行くかー」
いざ、伊月がいる寝室へ。
「伊月ー?」
「っぅ……」
「はっ、ちょ、お前大丈夫か!?」
扉をゆっくり開けて部屋を除けば、壁にもたれかかって腹を抑えている伊月の姿が。
「おい……しっかりしろ」
その、女の子の日の腹痛ってそんなに酷いのか。と思って片手に持ってきたスマホで急いで調べた。
ひどい時は、動けなくなったり立てなくなったり、倒れることもあるらしい……
「伊月、立てるか?」
これはやばいよな……とりあえずリビングまで移動しよう。
「ほら、乗れ」
短い距離だが、伊月を背負ってテレビの前のソファに降ろす。
「堅治……お腹すいた……」
「はぁ……待ってろ。」
俺がさっき食ったカレーの余りをあっためてテーブルに置く。
「カレー作ってくれたんだぁ……」
「ん。ちょっと薬局行ってくるからテレビ見ながらカレー食ってゆっくりしてろ」
「ありがと」
伊月にリモコンを渡して、部屋着のままアパートを飛び出し、薬局に向かった。
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天空(プロフ) - あいすさん» ありがとうございます!!データの引き継ぎ準備がしっかりしていなかったせいでお手数お掛けしてしまい、申し訳ないです……とても更新の励みのなります!!ありがとうございます。 (2018年3月30日 23時) (レス) id: da2fb9627f (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 天空さんの旧アカウントから来ました!このお話は、とても素敵なのでこれからも楽しみにしてます。頑張ってください!!二口夫婦かわいい! (2018年3月30日 22時) (レス) id: 1cc3c1459f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天空 | 作成日時:2018年3月29日 0時