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大「なんでみんなと一緒ちゃうの？」
しばらく撫でてると家モードに入ったのか
気持ちよさそうにとろんとしてたAが
はっとしたように慌てて離れて、答える
「あ、みんな上にいるんだけど・・・」
大「うん」
「わたしがお手洗いに出て、部室に戻ろうとしたときちょうど中から話し声が聞こえてきて・・・
その、明日のわたしたちの誕生日会についてなんか真剣に相談してたみたいだったから、入りづらくなっちゃって」
・・・なるほど。
苦笑いを浮かべるAに俺も苦笑いをかえす
みんなは毎年大倉兄妹の誕生日を
それはもう盛大に祝ってくれるんやけど
その熱の入れようが年々ヒートアップしていて
うれしいようなちょっと怖いような
ふとそよ風が吹くと
Aから嗅ぎ慣れない男物の香水の香りがした。
思わずむっとする
さっきの心のもやもやを思い出して
俺のAに触られたーっていう
子どもみたいな独占心がふつふつと煮えて
大「なあこっちきて」
「えっ、わ！」
ちっちゃい手を掴んで部室棟に入る。
一昨年廃部になったサークルの部室が
ひとつ空き部屋のままになっとって
そこにAを引っ張りこんで鍵を閉めた
「・・・へ？な、なに」
殺風景で何もない部屋は埃っぽくて
窓には遮光カーテンが掛かって真っ暗
「ちょ、お、お兄ちゃん？」
大「ん〜？」
「あの、えと、」
自慢の長い腕で捕まえて、閉じ込めたるん
Aは俺の胸で焦ったようにしてて
でも、ぎゅっとしがみついてくる手が
ぷるぷる震えてて、たまらん
「さ、さすがにここ、学校・・・」
大「んー・・・きこえへん」
するすると後頭部を撫でて
おでこにちゅ、鼻先にちゅ、てやってたら
すぐにとろとろのかおになるから
俺は諸々ガマンするのが大変なんやけど
大「なあ、さっきのヤツにどこか触られた？」
訊くとわかりやすくビクッとなる。
ふわふわの髪を掻き分けて
耳の下のやわかいとこに舌這わしたると
Aはふやけたかわいい声を上げる
「あ・・・っえっと、あの、後ろからいきなり、肩に抱きつかれて・・・っ」
・・・俺、筋金入りの嫉妬しいやでな
親友たち相手でもいちいち妬いてまうん
Aはそれをわかってくれてるし
嘘つくとどうなるかもわかってるから(意味深)
すっかり素直でばか正直なん
そうやって俺にだけ従順なとこも
意味不明なくらい尊いからもう犯罪
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ぁぃ岡ちゃん(プロフ) - べにさん！！！泣 まさかの戻ってきた！双子！大好きです！！！ 私が誰かなんてわかんないと思いますが、ずっとリアルタイムで読んでました大好きです！短編も楽しみすぎて泣いてます！！！ (2019年7月31日 19時) (
レス) id: d190480648 (このIDを非表示/違反報告)
べに(プロフ) - ココナッツさん» 戻ってきました〜〜〜！！！！！笑 (2019年7月22日 1時) (レス) id: e3692f9d07 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - くわあああ!!!!!!!!!!!!べにさぁぁぁん！！ (2019年7月21日 19時) (レス) id: 5d604581ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：べに
| 作成日時：2019年7月21日 2時
