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タバコの匂い ー沖矢昴(赤井秀一)ー ページ4

蘭ちゃんに頼まれて工藤君の家に来ている。
今日はお掃除をする日らしいんだけど蘭ちゃんは空手の都大会が近いからそっちに専念して欲しいから私がやることになった。
まぁここに住んでる沖矢さんともたまに会ったりしてるし特に気まずいとかはないためいいのだけど。
本を棚にしまいながらそんなことを考えているとポケットからものが落ちてしまってそれを拾う。
それは赤いバラのブローチ。
前に赤井さんが私にくれたもの。
赤井さんとはコナン君の知り合いということで知り合ってそれから急接近しお付き合いをしていた。
けど彼は今はもうこの世にはいない。
そのことが信じれなくて何度も来葉峠に行って何度も涙を流した。
今は少しずつ立ち直れてきた。


沖矢「すいません、一番大変なところを任せてしまって。」


『いえ、気にしないでください。』


いつの間にか後ろにいた沖矢さんに驚きつつも笑ってそう言ってブローチをポケットにしまう。
立ち上がった時に立ちくらみをしてしまいフラッとよろけてしまえば沖矢さんが支えてくれた。


沖矢「大丈夫ですか?」


『あっごめんなさい……立ちくらみなだけなので大丈夫です……っ。』


沖矢「どうしました?」


沖矢さんに抱きとめられ少し振り返った時に感じた匂い。
忘れるわけがない赤井さんのタバコの匂い。
その匂いに驚きながら何故沖矢さんからするのか分からなかった。



『沖矢さん……タバコ吸ってますか?』


沖矢「いえ、吸っていませんが。」


『そうですか……。』


沖矢「何故ですか?」


『いえ、私の大好きな人のタバコの匂いがしたので……でも気のせいみたいです。』


沖矢「そうですか。」


『私そろそろ帰りますね……すいません。』


私は沖矢さんから慌てて離れては荷物を持って工藤君の家から飛び出した。
そして雨の中傘もささずただひたすら走った。
涙がわからないように。


沖矢(いつかお前の元に……。)

終わる時はあなたが ーバーボンー→←女子会は大変2



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美空 - リクエストいいですか?できれば警察学校組の取り合い的なのをお願いします!無理なら赤井さんと安室さんの取り合いをお願いします!わがまますみませんm(__)m (2018年5月6日 23時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラブゴリ | 作成日時:2018年3月24日 18時

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