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ガブッ
「全部だよ死ねボケェ!!無視してっと殺すぞ!!」
龍くんの首もとに思いっ切り噛み付いた。
当然、首には太い血管があるのでそこから血が噴き出した。
ドシャッと倒れる龍くんを、なんとか頭だけは地面につく前に支える事が出来た。
「龍くんっ!」
「わあぁっ!?龍ちゃんっ…」
雪くんも駆け寄って来てくれた。
キャアアアアアッ__……
周りで惨事を目撃した人達は混乱しながら逃げていく。
「あはははァッ☆どォもどォも、喝采をどォも!!」
雪くんが支えるのを代わってくれる。
悲鳴が響きわたる中、1人笑っている手品師を見て、まさか…とある考えが私の頭を過ぎった。
この人って…もしかして。
「やっぱ手品より、コッチのほうが盛り上がるなァ〜☆
手品師より、
やっぱり…!
「吸血鬼!?」
「そォ、キミも昨日
キミが拾ったのは
不気味な笑みを浮かべながら、手品師を装った吸血鬼は、電灯にぶら下がりながら私に問う。
「吸血鬼の真祖は、7人兄弟7種類〜
色欲? 暴食? 強欲? 憤怒? 嫉妬? 傲慢?
どれも違ァう
キミが拾ったのは
【�怠惰�の吸血鬼�
「意味が…分かりません。貴方は、クロの仲間なんですか?」
「んーん、逆ッ」
電灯を降りながら、私の質問に応えてくれた。
「ボクらは、黒猫ちゃん達のこと大っ嫌い!
だーからァ、かくまうと串刺しだぞォ?
さァさァ喝采を!!出ておいでェ、スリーピーアッシュ!
吸血鬼らしく!派手に!たくさん殺して競争しよォよ!!
『椿』もそれを望んでる…」
そこまで言ったところで、手品師の吸血鬼さんの背後から現れたクロが思いっ切り蹴飛ばした。
ガシャアアアンッ
「凄い…」
離れた所にあるショーウィンドウまで飛ばしてしまいました。
……っは!感心している場合ではないです!
「クロ!!どういう事ですか?これ…っ」
「……とりあえず。逃げるぞ」
そう言うなり、猫の姿で走り出すクロ。
「ええっ!?待って下さい。クローー!!」
思わず尻尾を掴んでしまったが、そんな事は気にしないとばかりに走る事を止めないクロ。
私はそのまま、ズルズルと引きずられていく。
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おひるねこ▽・w・▽(プロフ) - りんごさん» コメントを有り難う御座います。7/7ですか!良いですね~(^-^*)御期待に応えられるよう頑張ります。本日より更新が再開致しますので、宜しくお願いします! (2016年3月21日 20時) (レス) id: d0414c4a2e (このIDを非表示/違反報告)
りんご - クロが可愛すぎてヤバいです!城田真昼君と誕生日一緒なのでとても嬉しいです!これからも応援してます♪ (2016年3月21日 14時) (レス) id: 6a4cfa9797 (このIDを非表示/違反報告)
おひるねこ▽・w・▽(プロフ) - 遙さん» お返事が遅れてしまいました(_ _(--; 有り難う御座います!これからも楽しんでいただけるように頑張ります! (2015年7月29日 22時) (レス) id: d0414c4a2e (このIDを非表示/違反報告)
遙 - 夢主ちゃんちょーカワイイー さっくんかっこいい\(//∇//)\とても面白い小説だと私は思います! 応援してます!頑張ってくださいo(`ω´ )o (2015年7月26日 23時) (レス) id: 0664862715 (このIDを非表示/違反報告)
おひるねこ▽・w・▽(プロフ) - 咲月さん» コメントを有り難うございます。そう言っていただけると嬉しいですv(´∀`)v (2015年6月17日 16時) (レス) id: cd83212bd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おひるねこ▽・w・▽ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c1ec8b99301/
作成日時:2015年6月10日 0時