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虎「あ、俺だ」
そう言うと悠仁くんは私にちょっと待っててな、と言うとスマホの通話ボタンを押した。
虎「五条先生？……うん……………分かった」
電話を切ると悠仁くんは申し訳なさそうな顔をして、
虎「呼ばれたから行かなきゃ！ごめんな」
「ううん、大丈夫。私も突然引き止めてごめんね」
あぁ…もうお別れか…早かったな…
また込み上げてきそうな涙を我慢しながら私はじゃあね、と言いながらクルリと反対方向を向いた。
虎「あ！そうだA！」
突然そう呼ばれて振り返るとそこにはスマホを持った悠仁くんがいた。
虎「連絡先！交換！」
.
.
私は去って行った悠仁くんの背中を見つめながらスマホをギュッと握りしめた。
続く (更新停止中)
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作者名：ひずみ | 作成日時：2021年4月8日 0時
