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+第九話+ ページ10

パチリと目が覚めた。
そういえば、今日も朝練がある。
早く起きてしまい、暇なので、早めに行くことにした。
学校に着き、第一体育館に入ろうとするが、見慣れた水色を見つけ、立ち止まる。
……あれ、黒子君じゃね?
黒子テツヤっぽい人影は、第三体育館に入っていった。
これはチャンスだと思い、追い掛ける。
「おいっ!お前、黒子テツヤか?」
「……え?」
驚いてこちらを向いたのは紛れもない黒子君で。
「うおぉぉ!やっぱり!」
おっといけない。素が出てしまった。
「…あの、えーっと、君は……」
「オレは灰崎祥吾。」
「灰崎君……ですか。」
「おう。お前、影薄いよな。それ、バスケに生かせんじゃねーの?」
「……?」
「じゃあなっ!」
思ったよりも幼い感じだったな。
……あぁ、黒子君も味方につけた方がいいよな……。

さて。
他のヤツよりも早く着いたが、どうしようか。
ボールを手に取って、考える。

灰崎祥吾の能力、「強奪」。
人の技を、見ただけで奪い、自分のモノにしてしまう。
だが、キセキの世代の技は奪えない。
そこが問題だ。
キセキ達の技を奪い、自分のモノにすれば、ただ模倣するだけの黄瀬君よりも、実力は上がるだろう。
どうすれば、出来るのか。
3Pラインより後ろに下がり、ボールを放つ。
ガコンッ。
ボールはリングに当たり、落ちてしまった。
……あはは、当然、無理ですよねぇ。
「……お前、早すぎだろ。」
振り向くと、虹村さんがいた。
「おはよーございまーす」
「おはよ。練習してたのか?」
「はい、ちょっと。……そうだ、虹村さん。オレにバスケ、教えてください。」
ポカンとした顔で俺を見ている。
まぁ、当然。
「……オレが教えるよりも、あいつの方が……」
「へ?」
ボソボソと言っているのを聞いてしまい、思わず、変な声が出る。
「あいつ……?」
「あ?ああ、オレの妹のことだ。」
妹、虹村さんの、妹……ダメだ、想像出来ねー。
「あいつ、教えんのは上手いし。放課後とか、どうだ?」
「あ、よろしくお願いします。」
こうして、虹村さんの妹に教わることになった。
あれ?

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設定タグ:黒子のバスケ , 灰崎祥吾 , 成り代わり   
作品ジャンル:ギャグ
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小夜 - 祥吾様を不良なんて!ひどい!!プライドが高いだけなのに。 (2018年9月5日 21時) (レス) id: 7ca5976516 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様を不良って言うのは祥吾様の事嫌いな人だけ (2018年8月27日 6時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 原作の灰崎は不良じゃないって事本当に灰崎好きな人なら分かるってミリイが言ってた (2018年6月29日 8時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
リン - 灰崎を勝ってに不良にしてんじゃねぇ (2018年4月3日 7時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 灰崎は元から不良ではないプライドが高いだけ (2018年3月17日 23時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はいいろ。 | 作成日時:2017年8月18日 14時

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