+第二十三話+ 合宿篇〜6〜 ページ30
ハーイ、こちら祥吾君、只今絶賛正座中でありまーす。
……いやね、すっごく痛いんだこれがね。
俺はまだ耐えてるけど、修花がもうね、プルプルプルプルしてんだよね。
右隣にプルプルしてる修花、左隣に呆れ顔で俺(越しの修花)を見つめる虹村さん、正面には怒り顔のコーチ、そして後ろは、壁。
プルプル見て笑いそうになって、呆れ顔見て申し訳なくなって、怒り顔見て冷や汗かいてる。
壁にはノーリアクション。
「少しは反省したか?」
「いやそれよりも、修花を解放してやってくださいコーチ。オレの妹なんです!!」
「妹関係なくねェ?つーかオレがぼっちで正座してることにならねェ?」
「流石に女子に長時間正座させるのも酷だしな。虹村はもう行っていいぞ。」
「どっちの?とは流石に聞きませんよコーチ。解放ありがとうございまーす。」
「おいテメェ!!解放されるってわかった瞬間にすぐ立ち上がりやがってこの薄情者!!さっきまでのプルプルどこ行った!!」
「うるせーよ灰崎。オレの妹の代わりに頑張れ。」
「なにそれ!!アンタそんなに妹萌えだったっけ!?オニイチャンダイスキー(裏声)とか言われたいんだろ気色悪ゥッ!!」
原作の虹村さんはそんなんじゃなかったぞ!!あ、原作ぶっ壊すとか言ってたんだ俺。っじゃなくて!!
「真田コーチ!!人としても教師としても、男女差別はよろしくないかと!!」
「正座一時間と明日の練習二倍。どちらか好きな方を選べ。」
「 あっ、正座でいいっす。むしろ正座がいいっす。」
練習二倍はキツい。
元々の練習でもギリギリ耐えられるくらいなのに、二倍は死ぬ。
こうして俺は、短いようで長い一時間を過ごすこととなりましたとさ、チャンチャン。
「覚えとけよクソが!!」
「なんか聞いたことあるような、ないようなセリフ」
「シャラップ!!」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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小夜 - 祥吾様を不良なんて!ひどい!!プライドが高いだけなのに。 (2018年9月5日 21時) (レス) id: 7ca5976516 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様を不良って言うのは祥吾様の事嫌いな人だけ (2018年8月27日 6時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 原作の灰崎は不良じゃないって事本当に灰崎好きな人なら分かるってミリイが言ってた (2018年6月29日 8時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
リン - 灰崎を勝ってに不良にしてんじゃねぇ (2018年4月3日 7時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 灰崎は元から不良ではないプライドが高いだけ (2018年3月17日 23時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はいいろ。 | 作成日時:2017年8月18日 14時