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+第十八話+ 合宿篇〜1〜 ページ25

「はぁー、眠い。」
「そんなこと言ってないで、早く行こうよ、お兄ちゃん。」
「(俺空気……)」
合宿当日の朝。
俺、虹村さん、修花で校門に向かう途中だ。
集合時間まではまだ時間があるが、修花は何故か虹村さんを急かしている。
てか仲良し過ぎだろ、二人。
修花は虹村さんの妹になっていると言えど、演技力はなかなかのモノだ。
端から見たら、兄と妹にしか見えない。
まさか幼馴染みが演技派だとは思わなかった。
「楽しみだなぁー。」
「言っとくけど、遊びに行くんじゃねぇんだぞ?部員は勿論、マネージャーも忙しいからな。」
「とか言ってるアンタが一番楽しみにしてるんじゃねェの?」
合宿だから、今は一応夏なのだろうか。
海の近くの合宿所とか行くのかな。
「虹村、全員いるか確認しておけ。」
「はい。」
校門に着くと虹村さんはコーチの所へ。
主将は大変そうだ。
全員集まると、丁度バスが来た。
部員数が多いバスケ部は、交通費等も掛かっているようだ。
目の前のバスはとても大きく感じた。
どうやら、一軍、二軍、三軍でそれぞれ乗るバスが違うようだ。
一軍は一番最初に来たバスらしいので、早速乗り込んだ。
「どこ座ればいいんだ……?」
どうやら、他のヤツは仲が良いヤツと座っているらしい。
が、俺には勿論、そんなヤツはいないので、どこに座るか迷っているという訳だ。
修花はどうやら、桃井さんの隣に座るらしい。
俺は、空いているところに適当に座った。
そして、何故か俺の隣には青峰君が座った。
……………なんでだよ。
「おい、なんでオレの隣座るんだよ、ダイキ。」
今までは普通に接してきたが、今思えば、危険人物の一人に過ぎない。
ここは警戒しなくては!!
「は?……他に空いてるところねぇぞ?」
言われて辺りを見渡せば、確かに空いている席は無い。
だったら、もっと早く他のところへ座ればよかったのではないだろうか。
「それより……虹村キャプテンの妹ってさ、貧乳だよな。」
「は?」
「いや、顔こそ美人だけど、ちっさくねぇ?」
「お前……、」
殺されるぞ。
と言いたかったが、手遅れだった。
修花と桃井さんの手によって、すでに駆逐されていた。
俺は思わず手を合わせてしまった。

+第十九話+ 合宿篇〜2〜→←合宿篇突入!! +作者から+


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設定タグ:黒子のバスケ , 灰崎祥吾 , 成り代わり   
作品ジャンル:ギャグ
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小夜 - 祥吾様を不良なんて!ひどい!!プライドが高いだけなのに。 (2018年9月5日 21時) (レス) id: 7ca5976516 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様を不良って言うのは祥吾様の事嫌いな人だけ (2018年8月27日 6時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 原作の灰崎は不良じゃないって事本当に灰崎好きな人なら分かるってミリイが言ってた (2018年6月29日 8時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
リン - 灰崎を勝ってに不良にしてんじゃねぇ (2018年4月3日 7時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 灰崎は元から不良ではないプライドが高いだけ (2018年3月17日 23時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はいいろ。 | 作成日時:2017年8月18日 14時

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