23話 ページ24
万事屋は「美晴に何が似合うか」の争いで完全に三人の世界に入ってしまっていた。
総悟「全く、何が護衛だ。俺がいなかったら美晴さんがら空きじゃねぇか」
美晴「すみません、真選組の方まで巻き込んでしまって…」
総悟「その真選組の方って言い方辞めてくれたら許してやりまさァ」
美晴「えっと…じゃあ総一郎さん……?」
総悟「…………総悟でさァ」
美晴「え!!すみません!銀ちゃんがそう呼んでいたのでてっきり…! えっと…総悟さん!」
総悟「…………」
美晴「(あれ…違かった…!?)」
総悟「あんた、俺より歳上ですよねィ?別に呼び捨てでも構いませんよ?ニヤリ あとタメ口」
美晴「いや!それはさすがに…!」
総悟「あ〜〜、そういえば今日仕事休んで美晴さんの護衛に来たんですよねィ」
美晴「……!! そ、総悟!!…くん…ありがとう……!」
総悟「まあ、良しとしやしょう」
美晴「(よ、良かった…!)」
総悟「さて、そろそろ旦那方の争いも終わって……」
総悟「……!! 美晴さん!!!!!」
美晴「!?」
総悟は美晴の腕を引っ張り、自分の方へと引き寄せた
美晴「そ、総悟く…!」
総悟「しっ。静かに。美晴さんとこの役人がいやす。ここから動かないでくだせェ」
美晴「……っ、はい…」
美晴「(動かないでって言っても…ち、近過ぎるよ……)」
恐らく顔が赤くなっているだろう私とは裏腹に総悟くんは急に目つきが変わり、私を抱きしめながらも直ぐに剣を抜ける体勢を取っていた。
美晴「(総悟くんが真剣に護衛してくれてるんだ…心臓の音…止まって……!)」
私は必死に心臓の音が総悟くんに聞こえていないことを願った。
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フルヤ(プロフ) - そらねさん» わああコメントありがとうございます!放置してしまってすみません!今でも読んでくださっている人がいることに驚きです;;近々更新しようと思います暫しお待ちを! (2021年3月22日 23時) (レス) id: 043dbc0ed4 (このIDを非表示/違反報告)
そらね - すごく面白いです!これからも更新お願いします!!! (2021年3月17日 6時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
フルヤ(プロフ) - ミウラさん» わ〜〜!!お祝いの言葉と嬉しいお言葉本当にありがとうございます!!とてもモチベーションに繋がります;;不定期更新にはなってしまいますがこれからも頑張りたいと思います!今後ともよろしくお願いします! (2021年2月2日 2時) (レス) id: 043dbc0ed4 (このIDを非表示/違反報告)
ミウラ(プロフ) - 作者様お誕生日おめでとうございます!これからも作者様の小説読み続けたいです。 (2021年1月31日 19時) (レス) id: 3103cb23ea (このIDを非表示/違反報告)
フルヤ(プロフ) - 都さん» リクエストありがとうございます!土方さんの出番も増やしていこうと思います!更新停止はしませんが記載させて頂いた通り、大学が始まったことにより更新頻度が遅れると思われます…。それでも宜しければ今後とも読んで頂けたら幸いです。 (2020年10月2日 21時) (レス) id: 043dbc0ed4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フルヤ | 作成日時:2020年8月26日 16時