君と僕の恋愛話。【オリジナル】

第23話 ページ24

誠side


誠「ふぅ〜！着いたぞ！大丈夫k…えっ！だ、大丈夫!?おぃ」

最上階に着いて、Aの方を向くと息をはぁはぁしながら倒れていた。

俺のせいでこうなったんだ…

肩を揺らしてみても返事がない。


俺はなんてことをしでかしてしまったんだ…


さすがに全ての階を降りるのは辛いのでAをかついでいった。
あっかつぐっていったっておんぶだぞ!?勘違いすんなよ！



早く音瑠を助けて、Aを病院に運ばなくちゃと思い、
近くにあったドアを開けて音瑠を探す。



誠「ドアが多すぎる…」

あっ待てよ。さっきAが、音瑠さんがいるのは赤い柱のてっぺんが見えるからあそこだねって言ってた。

確か……
一番入り口のドアに近いところだから…

あっここか!!

なんとそのドアの目の前にいたのだ。←運がいいなぁ



開けるとそこには音瑠が紐に結ばれて、体育座りをしていた。


誠「音瑠!!」

一度、Aを降ろして急いで音瑠の紐をほどいた。

誠「大丈夫だったか!!」

音「う、うん…ありがとう…」


話していると…

あ「や…ばい…誰かの…足音…が……に…げて…」


誠「な、なんだって!?」

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