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彼で支配された頭の中
でもそれはいつまで経っても暗闇のまま
光をみたい
どうやったら…
あ、そっか…
光をみるには陣平のもとへ行くしかない
そう思ってしまった
でもなんでだろう
降谷には知ってほしかった
降谷に何も言わないままでは陣平のもとへいけないと思った
メールを送ると息を切らして来てくれた降谷
それがとても嬉しかった
これで陣平のもとへ_______
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「…松田はそんなこと望んでない」
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なんで…？陣平は私に会いたくないってこと？
「松田の分もしっかり生きろ。じゃないと、俺が許さない」
陣平のところにいきたいのに…邪魔するの…？
「俺は頼まれたんだ。松田から」
「…え？」
「これだ」
私に向けられたスマートフォンの画面
そこには一通のメールが
送り主は陣平
日時は…あの日のあの時間だった
「"Aを頼む" そう書いてある」
陣平が降谷に…？
なんで…
「だから俺にはAを守る義務がある」
でも私は陣平がっ______
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作者名：芽衣美 | 作成日時：2019年4月19日 23時
