244話 ページ45
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近くに停めてあった風見さんの車の助手席に乗り込み、現場へ向かう。
「黒瀬と言ったな。さっき、零さんと言っていたが…」
『…まぁ、そういうことですよ。俺は公安警察降谷零を知っています。事情があって、今は彼の家に居候している身です』
「…そうか、君が…」
俺の存在に心当たりがあるのだろう。
「黒瀬A…、そうだ、思い出した。随分前に降谷さんに言われた。黒瀬Aという男について調べろ、と。戸籍も何も見つからなかったが…」
そういえば、調べたと言っていたな。
風見さんが調べたのか。
「…さっきまでの君の指示の出し方、まるで降谷さんの様だった…。思わず口を滑らせてしまったよ。君は本当に探偵助手なのか？どこかの国の諜報機関の人間じゃ…」
『俺はただの一般人ですよ。怪しむなら、降谷さんに聞いてみればいい』
そう言うと風見さんは黙った。
一応、何かあったら連絡してと言われていたし、メールだけでもしておくか。
…あ。電源切れてる。
こっちに来てから充電するの忘れるの、悪い癖だよなぁ…。
まぁ、風見さんから連絡してるだろうし、大丈夫か。
『ところで、今回追ってる件って、なんなんです？』
「…一般人の君には言えない」
『ここまで連れて来ておいて？』
「それは…君がもしかしたらこの件に関わっている重要参考人かもしれないからだ」
『…え、俺疑われてる？』
「あたりまえだ。あの電話の内容だけで、あんな的確な指示を…」
『それを信じて指示を出す貴方も貴方ですけどね。公安警察が動くと言うことは、相手はテロ組織か右翼団体か…。公安が狙っているのはおそらく、彼らの計画が入ったUSBとか…ですかね』
「っ…、君は似ているな、あの人に…」
零さんに、だろうか…。
「ここで降りるぞ」
車が停車し、風見さんの後について助手席を降りた。
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優(プロフ) - わかりました！返信ありがとうございます！ (2019年5月8日 7時) (
レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 優さん» コメントありがとうございます！この作品は、主人公受けとなっております！ですが、細かい描写はございません。 (2019年5月7日 21時) (レス) id: d9ca70487a (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - これって、黒瀬さんと零さん、どっちがネコとかありますか？ (2019年5月7日 2時) (レス) id: 2e7cf744fc (このIDを非表示/違反報告)
096 - 架印�靴気�» 報告ありがとうございます！！確認不足でした...！修正させていただきました！ (2019年4月30日 18時) (レス) id: 674cb05958 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 誤字報告：247話 - 真純ちゃんの純の字が、澄になってます。 (2019年4月30日 17時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：096 | 作成日時：2019年4月10日 21時
