855話 紺青の拳 ページ6
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サンズ・スカイパークにはレオン、中富、ジャマルッディン、そしてリシがいた。
リシはレオンに銃口を向けている。
慌てたようにレオンはリシに宝石の入ったアタッシュケースを差し出していた。
だがそれでもリシは、興味がないとばかりに引き金にかける指に力を込める。
「黒瀬さん」
『!』
俺を抱えていて両手が塞がっているキッドはアイコンタクトで自身の懐を示した。
すぐに意図を読み取った俺はキッドの懐からトランプ銃を拝借し、今にもレオンを撃とうとしているリシの拳銃に向けて発砲した。
銃口から飛び出したトランプは見事命中し、リシの持っていた拳銃を弾き飛ばす。
「ナイスコントロール。さすがだぜ」
すぐにコナンが地上に飛び降りていき、デッキチェアの上に着地した。
チェアの上に落ちた拳銃はその反動で飛び上がり、プールに沈む。
「離すぜ」
『OK』
キッドは俺の体を離すと同時に、取り出したワイヤー銃でリシの体を拘束し、柱に巻き付けた。
『…っと』
地面に着地した俺はすぐに懐からエアガンを取り出す。
その隣にキッドも着地し、コナンも駆け寄ってきた。
「怪盗キッド!」
蹲っていた中富がキッドの姿に目を見開く。
「なっ…なんでここにアーサーくんと黒瀬さんが…!」
柱に縛り付けられたリシが俺とコナンの姿を見て、驚きで目を見開く。
「何をするんだ!僕は首謀者である2人を捕まえようとしていたんだ!」
拘束を解こうと身を捩りながらリシは弁解の声を上げる。
『…嘘は、すぐ見破れるんだよ』
「嘘…?」
俺の言葉に、リシは動きを止めた。
「ヘタな芝居はやめるんだな、リシ・ラマナサン。あんたが黒幕だということはわかってる」
子供の芝居をせず、コナンは強い口調で言い切った。
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096 - はしもんさん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2020年4月21日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
はしもん(プロフ) - 898、899話更新お疲れ様です! これからもずっとずっと、応援させてください(´˘`*) 大好きです!! (2020年4月20日 14時) (レス) id: 3a59eb0a02 (このIDを非表示/違反報告)
096 - 稲荷さん» はじめまして!嬉しいお言葉ありがとうございます!このコメントを読んでから私も改めて“さだめ”を聴いたら、確かに…!となりました!曲を聴いて2人を思い出してくれるなんて嬉しいです!これからも応援よろしくお願いします! (2020年4月20日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
096 - くれはさん» まだ終わりません…!(笑)どうぞお楽しみに…!! (2020年4月20日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
096 - はしもんさん» 一難去ってまた、という感じですね!いえいえ!私も話数ミスがあったので、修正しました! (2020年4月20日 13時) (レス) id: e8c1cec671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:096 | 作成日時:2020年3月22日 22時